子供たちは将棋から何を学ぶのか

じっくり何かに向き合うということの大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/29

2010年2月、東京・有楽町マリオンで行われた第3回「朝日杯将棋オープン戦」準決勝・決勝戦の日のことです。トーナメント方式の選手権ベスト4に残っていたのは...

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ありのままの自分をそのまま表現する強さとは?【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:   update:2017/10/23

将棋で駒を動かす動作は、「打つ」とは言わず、「指す」と言います。そこからも分かるように、将棋では駒をスッと盤上に置くものです。強くなればなるほど、その指し...

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タイトル戦から感じた、相手を打ち負かす以上に大切なこととは?【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/17

以前、暁星小学校の将棋クラブに羽生棋聖が来てくださったことがありました。放課後、羽生棋聖がニコニコと校門に立っていたのです。憧れの羽生棋聖が「遊びに来まし...

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将棋を心理学的に考察。「良い将棋を指して勝ったのでないと満足しない」とはどういうこと?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/12

将棋について、日本で初めて心理学的に考察を試みた人がいます。波多野完治氏です。 現在では、将棋の研究が各分野の学者によって行われるようになりました。例えば...

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感想戦は実体験を通じた最大の勉強の場【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/09

先日の王座戦第一局の終盤は凄いものでした。まさに、人間対人間の将棋。羽生善治王座と中村太地六段が最後の勝利に向けて残り時間が切迫した中、その最善手を模索す...

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相手との関係の中で決断するということ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/06

我慢したり相手にゆだねたり曖昧さを残す「間接的な手」。危ないようでも、攻めに出る「直接的な手」。この2つの指し方のうち、どちらか一方しか使わないとしたら、...

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「危なげな手」に挑戦する勇気を持つことが勝ちにつながる【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/10/03

これまでのコラムでも様々な角度から、我慢することや相手にゆだねる姿勢の大切さをお伝えしてきましたが、「曖昧な手」だけでは勝つことはできません。ここぞという...

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損することを恐れず、広い視野を保つ大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/09/28

将棋では、自分だけが得したり、自分だけ損したりすることはありません。欲深く「自分だけ得」をしようという態度では、相手に見透かされてしまいます。お互いに一手...

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「頭の中に隙間を作る」ことで新しい発想を生み出す【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/09/26

永世名人(十九世名人)、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世棋聖、永世王将と6つの永世称号を保持する羽生二冠。壁にぶつかることなどないのではと思ってしまう強...

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双方の視点で最善手を模索するという行為の大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017/09/20

勝負の世界では、「絶対勝つぞ!」「相手に負けてたまるか!」「相手を打ち負かせ!」と、激しい闘争心とハングリー精神を持って挑まなければ勝てないと言われてきた...

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