将棋コラム

安次嶺隆幸

安次嶺隆幸

東京福祉大学教育学部教育学科専任講師(元私立暁星小学校教諭)。公益社団法人日本将棋連盟学校教育アドバイザー。 2015年からJT将棋日本シリーズでの特別講演を全国で行う。中学1年生のとき、第1回中学生名人戦出場。その後、剣持松二九段の門下生として弟子入り。高校、大学と奨励会を3度受験。アマ五段位。 主な著書に「子どもが激変する 将棋メソッド」(明治図書)「将棋をやってる子供はなぜ「伸びしろ」が大きいのか? 」(講談社)「将棋に学ぶ」(東洋館出版)など。

子供たちは将棋から何を学ぶのか【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年12月18日

IT化やAIの台頭などを筆頭に、現代社会は速さと効率を追い求め続けてきました。しかしその中で、昔はあったのに、今は忘れてしまったもの。たしかに誰もが持って...

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「将棋を観て楽しむ」ということの大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年12月16日

どんな戦術で行くか、直接的な手かそれとも間接的な手にするか、対局中考えなければならないことは多々ありますが、最終的には、将棋は王様が詰まされたら負けです。...

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矢倉囲いを「立体的」と表現する柔軟な視点の大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年12月14日

将棋は基本的には、金や銀を使って「囲い」を作って王様の守りを固めつつ敵を攻める陣形を整えるところからはじまります。将棋の盤面は平らなものですが、「立体的」...

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伝説の棋士・阪田三吉の名言「銀が泣いている」に込められた想いとは?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年12月11日

この連載も目標の50本を過ぎました。続けていくことが大事だと子ども達には「一歩を続ける人に」と言い続けてきた教師人生。やはり、連載コラムでは多くの読者の方...

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ノートを丁寧に書くことがどうして大切なのか【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年12月09日

子供たちにノートを取らせると、その書き方は様々です。黒板に書かれたことを上手にまとめて書いていく子もいれば、きれいに写して満足している子や、ばーっと殴り書...

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羽生棋聖の考えるプロフェッショナルとは? いかに小さな進歩の積み重ねられるか【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年11月28日

NHK総合テレビジョン『プロフェッショナル 仕事の流儀/直感は経験で磨く』の中で、こんな質問が投げかけられました。「プロフェッショナルとはどういう人だと思...

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「待つ」ということをどう捉えるか。時間が自分のものであることを意識する大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年11月21日

第30期竜王戦二日目、対局開始の数分間を観戦しました。対局者がまだ入室しない時間、二人を待つその数分間がなんとも言えない時間でした。入室した後、駒を並べ合...

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将棋が「教育」に変わる瞬間とは?【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年11月19日

連載コラムも40回を超えました。先日、「安次嶺先生のコラムを毎回楽しみにしています!是非続けてください!」と竜王戦第1局前夜祭の席上で声をかけてもらいまし...

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渡辺VS羽生、竜王戦第一局を観戦する子どもたちは何を感じたのか【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年11月16日

世紀の対決、将棋界のゴールデンカード、渡辺VS羽生戦を観戦しました。この眼で焼きつけようと生の対局を200名の観客が見つめます。第30期竜王戦第1局は、2...

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忘れ物が多いときは、まず整理整頓を【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年11月04日

人はとかく、自分のエネルギーと時間、そしてお金をかけたものには執着してしまいます。それが自分自身の生きてきた証、あるいは存在のアイデンティティででもあるか...

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