第4回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント1回戦第一試合・チーム糸谷VSチーム羽生 事前特集~ 7月24日放送

第4回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント1回戦第一試合・チーム糸谷VSチーム羽生 事前特集~ 7月24日放送

ライター: 相崎修司  更新: 2021年07月23日

 第4回ABEMAトーナメント、7月24日(土)からは予選を勝ち抜いた10チームによる本戦トーナメントがスタートする。

 本戦トーナメントの開幕戦は予選Bリーグ2位のチーム糸谷こと「FREESTYLE」(糸谷哲郎八段、山崎隆之八段、服部慎一郎四段)対、予選Cリーグ2位のチーム羽生「in the ZONE」(羽生善治九段、佐藤紳哉七段、中村太地七段)だ。

 まずは両チームのABEMAトーナメントにおける成績を紹介する。

ABEMAトーナメントにおける個人成績

   
棋士名勝敗相手
糸谷哲郎八段 6勝5敗 佐藤康光九段に1勝2敗、行方尚史九段に2勝0敗、近藤誠也七段に0勝1敗、以上が第3回。
今回は谷川浩司九段に0勝1敗、森内俊之九段に1勝0敗、郷田真隆九段に1勝0敗、菅井竜也八段に1勝1敗
山崎隆之八段 6勝4敗 斎藤慎太郎八段に0勝2敗、近藤誠七段に2勝0敗、以上が第3回。
今回は谷川九段に1勝1敗、佐藤康九段に1勝0敗、郷田九段に1勝0敗、深浦康市九段に1勝0敗、菅井八段に0勝1敗
服部慎一郎四段 1勝4敗 今回が初登場で、佐藤康九段に0勝1敗、森内九段に0勝2敗、深浦九段に1勝0敗、菅井八段に0勝1敗
羽生善治九段 4勝7敗 藤井聡太王位・棋聖に0勝2敗、黒沢怜生六段に0勝2敗、以上が第3回。
今回は豊島将之竜王に1勝0敗、木村一基九段に0勝1敗、佐々木勇気七段に1勝1敗、佐々木大地五段に1勝1敗、池永天志五段に1勝0敗
佐藤紳哉七段 0勝3敗 今回が初登場で、木村九段に0勝1敗、大橋貴洸六段に0勝1敗、佐々木大五段に0勝1敗
中村太地七段 3勝2敗 今回が初登場で、豊島竜王に0勝1敗、木村九段に1勝0敗、佐々木勇七段に1勝0敗、大橋六段に0勝1敗、池永五段に1勝0敗

 第3回にも出場した3名は、その経験も生きたか、今回はみな勝ち越してチームを引っ張っていると言える。対して初出場の3名は明暗が分かれたか。特に予選で勝ち星のなかった佐藤は早く白星を上げたい。自身だけでなく、チームにも勢いをつけるだろう。

そのために「in the ZONE」がどのような戦略を取るか注目が集まりそうだ。予選Eリーグのチーム渡辺では、初出場の戸辺誠七段に早く1勝目を上げてもらうために、意図的に先手番を持たせたということを、後にリーダーの渡辺明名人が明かしているが、その手法を踏襲するか。

 ただ、予選Cリーグの結果をみる限りでは先後の差はそれほどない。そして今回の予選全てを振り返ってみると、後手番のほうが勝ち越しているのだ。「FREESTYLE」が戦った予選Bリーグ2試合の結果が、後手の12勝4敗だったことも大きい。

 また、今回の予選を改めて振り返ってみると、Bリーグまでは出場選手の連闘がさほどなかったが、Cリーグ以降は狙っての連闘が多く見られる。がけっぷちの「in the ZONE」が中村を3連闘させて、その全てで勝利をもぎ取ったインパクトは大きかった。

 直前のABEMAによる事前企画では、「in the ZONE」がチーム全員で座禅を組み、「FREESTYLE」では予選通過に大きく貢献した糸谷リーダーをねぎらうべく、珍味をプレゼント。ともに本戦へ向けて、チームの結束力を高めた。7月24日(土)17時から始まる生放送をどうぞお楽しみに。

ABEMAトーナメント

相崎修司

ライター相崎修司

2000年から将棋専門誌・近代将棋の編集業務に従事、07年に独立しフリーライターとなる。2016年現在は竜王戦、王位戦・女流王位戦、叡王戦、女流名人戦で観戦記を執筆。将棋世界などにも寄稿。

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