将棋コラム

谷木世虫

谷木世虫

東東京の下町、粋な向島の出身。大昔ミュージシャン、現フリーランス・ライター。棋力は低級ながら、好きが高じて道場通いが始まる。当初、道場は敷居が高く、入りにくい所だったが、勇気を出して入ると、そこは人間味が横溢した場所だった。前回は、将棋道場で聞かれる数々の「地口」をシリーズで紹介したが、今回は「川柳」がテーマ。これも地口同様、ユーモアと機知に富み、文化として残したいものとの思いで、このコンテツの執筆になった。

将棋川柳・第4乃句『飛車手王手をする時のその早さ』(万句合・明和7年(1770年)の投句)

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2019年05月27日

「川柳」という言葉は、柄井川柳(からいせんりゅう/1718年~1790年)という人の名前を取って付けられたものです。まっ、その辺はおいおいお話をさせていた...

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将棋川柳・第3乃句『金銀を置いて桂馬を関羽取り』(誹風柳多留十三編第二十四丁)

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2019年05月10日

この句の意味はすぐには分かりませんよネ~。関羽(かんう)は三国志に出てくる人という程度は分かりますが。それと「金銀」や「桂馬」はどう関わるのか? この句は...

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将棋川柳・第2乃句 『詰めた王 一(ひ)ト手のことで つん逃がし』(誹風柳多留九十七編第十三丁)

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2019年03月02日

この句、意味は分かりやすいのではないかしらン? 詰んでいた玉を、たった一手、間違えたために逃がしてしまったということですネ。 「イヤ~、敵は絶対、受けナシ...

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将棋川柳・第1乃句 『ヘボ将棋王より飛車をかわいがり』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2019年02月09日

今月から新しく「将棋川柳」の紹介をさせていただくことになりました。将棋で疲れた頭と体を、ホンのちょっとだけ"ニヤッとした笑い"で癒していただければ幸いです...

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将棋地口・第18笑(最終笑) 『取るに取られぬ魚屋の猫』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年12月30日

今年もとうとう、♪もういくつ寝るとお正月~という時季を迎えました。いや、迎えてしまいました。もう少し時が止まっていてほしいのですが、こればかりはそうもいき...

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将棋地口・第17笑 『両取りヘップバーン』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年12月27日

定休日の月曜、久しぶりに映画を観てきました。将棋クラブのトーナメント戦で提供する賞品を探そうと繁華街に行ったとき、そういえばしばらく映画を観ていないナと思...

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将棋地口・第16笑 『辛い権八、小紫』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年12月23日

今年もあと数えられるところとなり、どことなく気忙(きぜわ)しい気分になってきました。いつの日も1時間は1時間で変わりないのですが、それが殊の外、早く過ぎて...

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将棋地口・第15笑 『くれないお仙』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年12月10日

師走に入り、街では早晩、クリスマスソングが流れる季節で、恋人達に楽しい時期です。若いということは、ただそれだけで素晴らしいこと。できればそんな時代に戻りた...

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将棋地口・第14笑 『なんにもならない裏の柿木』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年10月31日

昔、将棋道場という所に通い始めたころ、どうして平日の真っ昼間に将棋を指している人がいるんだろう、と思ったものでした。今、なぜか将棋クラブの席主をしている自...

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将棋地口・第13笑 『こうやると親が泣く』

Category:エンタメ   writer:谷木世虫   update:2018年10月18日

10月に入り、やっと凌ぎやすくなってきました。朝晩の涼しさが違います。10月は、「神無月」(かんなづき、かみなしづき)とも言われ、旧暦10月の異称ですが、...

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