将棋コラム

「頭の中に隙間を作る」ことで新しい発想を生み出す【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年09月26日

永世名人(十九世名人)、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世棋聖、永世王将と6つの永世称号を保持する羽生二冠。壁にぶつかることなどないのではと思ってしまう強...

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双方の視点で最善手を模索するという行為の大切さ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年09月20日

勝負の世界では、「絶対勝つぞ!」「相手に負けてたまるか!」「相手を打ち負かせ!」と、激しい闘争心とハングリー精神を持って挑まなければ勝てないと言われてきた...

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一番強い手が最善手というわけではない。曖昧さを求めるということ【将棋と教育】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年09月14日

以前【ファジー】という言葉が流行ったことがあります。PC社会、AIなどがかつて苦手にしていた分野ということで注目された言葉、言い換えると「曖昧」でしょうか...

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「持ち駒」というルールが将棋にもたらしたものとは?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年09月10日

縦横9マスずつに区切られた将棋盤、そこは81マスの小宇宙です。この盤上で、駒たちは果敢に戦い、激しく駆け巡ります。それはまるで人生のようでもあります。人と...

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難しい詰将棋の問題を出された時に、子供はどのように対応するべきなのか?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年09月06日

教室の子供たちを見ているとそれぞれの子の素晴らしさが見えてきます。しかし、一人の子としてみるととてもいい子、素直な子に見えるのが、いざ集団になったときに今...

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羽生三冠が「下がることに意味はない」という言葉に込めた想いとは?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年08月30日

将棋の駒で、前進できない駒はありません。将棋の駒は、常に前へ前へと進む様にできています。駒を前に進める、踏み出す勇気が必要です。羽生三冠はよく、「下がるこ...

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羽生三冠「わからないからこそ読みより勘」その言葉の真意とは?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年08月27日

「勝負は対局前に既についている」とはあるプロ棋士の言葉。これはある意味、「対局までの過程がとても大切な時間なのだ」と言い換える事もできます。 将棋の対局で...

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名人戦の対局を見て、子供達が感じ取ったものとは?

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年08月23日

私が指導している将棋クラブの児童に名人戦の対局のビデオを見せたことがあります。将棋の対局ですから、目まぐるしく画面が切り替わることはありません。むしろ「静...

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終盤戦のきわどい局面、どういう一手を指すべきなのか【子供たちは将棋から何を学ぶのか】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年08月17日

詰むや詰まざるや、息もつかせぬ終盤戦の攻防で一気に詰ませるのもカッコいいですが、負けない手を選ぶというのも大切な考え方です。負けない、つまり「保険をかける...

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「手のない時には端歩を突け」将棋格言から学ぶ人生の教訓【子供たちは将棋から何を学ぶのか】

Category:文化・教育   writer:安次嶺隆幸   update:2017年08月09日

昔、テレビ将棋の解説で「端歩は心の余裕ですね」という言葉が今でも印象に残っています。将棋の一局の中で、一見意味のないような、盤面の端の歩を突くことにはどん...

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