将棋コラム

前田祐司九段

前田祐司九段

1954年3月2日生まれ。熊本県出身。アマ時代から活躍し、1970年、71年と2年連続でアマ名人戦熊本県代表として出場。1972年に4級で奨励会入会。1974年9月に四段となり、2000年9月に八段となる。 早見え、早指しの天才肌の将棋で第36回NHK杯では、谷川棋王、中原名人を撃破(※肩書きは当時)。 決勝戦で森けい二九段を千日手の末、勝利し棋戦初優勝を飾った。2014年6月に現役を引退した。

前田九段の〝お目を拝借〞第4手「生涯、最高のジョーク」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年05月31日

現在の対局はプロ・アマ問わず静かで、マナーは格段に向上しましたが、私が将棋を覚えたころ、アマの対局ではしょっちゅう地口が聞かれました。「初王手、目の薬」、...

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前田九段の〝お目を拝借〞第3手「鬼の棲み家」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年03月25日

周囲はもちろん、本人も〝まさか〞の昇級・昇段で昇降級リーグの1組(現B級1組)に上がり、「七段」となった私。対局料も上がると同時に、このクラスはNHK杯戦...

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前田九段の〝お目を拝借〞第2手「〝ま坂〞を登って七段に」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年02月13日

昭和の時代、棋士の「生活=人生」は順位戦を中心に動いていました。もちろん、他の棋戦をおろそかにしているわけではありません。ただ、対局料や昇段などのシステム...

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前田九段の〝お目を拝借〞 第1手「婚活」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年01月22日

間もなく、現役を引退して5年が過ぎようとしています。時の経つのは早いもの。歳を取ると毎年、時間の経過がより早く感じられます。人間、歳は取りたくありませんが...

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