将棋コラム

前田祐司九段

前田祐司九段

1954年3月2日生まれ。熊本県出身。アマ時代から活躍し、1970年、71年と2年連続でアマ名人戦熊本県代表として出場。1972年に4級で奨励会入会。1974年9月に四段となり、2000年9月に八段となる。 早見え、早指しの天才肌の将棋で第36回NHK杯では、谷川棋王、中原名人を撃破(※肩書きは当時)。 決勝戦で森けい二九段を千日手の末、勝利し棋戦初優勝を飾った。2014年6月に現役を引退した。

『前田九段の毒にも薬にも......』その3「斬るデェ~」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2026年01月25日

 正確な日時は忘れてしまいましたが、東京・将棋会館で"立てこもり事件"が起こったことがあり、今回はその一席です。  棋士は皆、口は達者ですが、腕っ節の方は...

>続きを読む

『前田九段の毒にも薬にも......』その2「地獄の太鼓」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2026年01月18日

 皆さんは対局していて優勢な局面になると、自然に鼻歌が出てきませんか? 私の場合は脳内で、決まって音楽が聞こえていました。本当は声に出して歌いたいのですが...

>続きを読む

『前田九段の毒にも薬にも......』その1「御蔵島」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2026年01月11日

 将棋盤の素材で高級品というのは、「榧」(かや)の木で作られた物とされています。榧の木の産地は各地にありますが、中でも宮崎県日向産の榧の木が、最高級品とさ...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第14手「薪割り流(後篇)」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2020年08月04日

 新型コロナウイルス騒動はいまだ治まらず、人類に未来はあるのかという状況ですが、こういうときはエンターテインメントが一番。前回同様、明るい話でご機嫌を伺い...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第13手「薪割り流(前篇)」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2020年05月27日

『目には青葉 耳には山不如帰(ほととぎす) 口には初鰹』 江戸中期の俳人・山口素堂(やまぐち・そどう)の有名な俳句が、スッ~と浮かんでくる季節になりまし...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第12手「非常識が常識」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2020年04月16日

令和2年も卯月4月。それも、もうすぐ皐月。月日の経つのはホント、速いものです。新型コロナウイルスの脅威はまだ去らず、その心配は月日の件とは逆に、早く過ぎ去...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第11手「上座の悲劇」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2020年02月22日

「満つれば欠ける世の習い」。B級1組の順位戦で3期連続、〝首の皮一枚〞で助かってきた私も、とうとう4期目で年貢を納めることになります。そこには将棋界の慶事...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第10手「偽造されたファンの声」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2020年01月29日

今回は、NHK杯戦優勝後の順位戦のお話です。私はB級1組に4期、在籍しましたが、そのラス前の期のエピソード。死んだはずなのに、お富さんのように生き返った話...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第9手「副立会人」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年12月20日

今年もあと何日という、先が見える時季になりました。巷ではクリスマスや忘年会など、食べる&飲む機会が増え、胃も財布も忙しいころですが、そこで今回は、「美味し...

>続きを読む

前田九段の〝お目を拝借〞第8手「アマ・プロ戦リターンズ」

Category:棋士・棋戦   writer:前田祐司九段   update:2019年12月05日

『週刊将棋』は今から3年前、平成28年(2016年)3月、将棋界での一定の役目を終え、休刊になりました。 その創刊は昭和59年(1984年)の1月でしたが...

>続きを読む