将棋教室に行きたいけれど敷居が高い...とお悩みの方必見!教室の選び方や効果的な上達のコツをご紹介

将棋教室に行きたいけれど敷居が高い...とお悩みの方必見!教室の選び方や効果的な上達のコツをご紹介

ライター: 山口絵美菜女流1級  更新: 2018年01月31日

将棋教室に足を運んだことはありますか? 大盤を使っての解説や多面指し指導対局、はたまた棋士や女流棋士の個性が反映される講座など、将棋教室といってもいろいろなスタイルがあり、どこに通ったらいいのか、という喜ばしい悩みの種でもあります。そこで今回は「将棋教室のいろは」を伝授いたします!

まずは日本将棋連盟が主催している将棋教室のお話から。関東では「遊々将棋塾」や「パワーアップ将棋セミナー」、小学生を対象とした「ガチンコ子供将棋教室」などが、関西には「日曜こども将棋スクール」や「超初心者コースミニしょうちゃん教室」といった教室があります。関東・関西のどちらにもあるのが「ビギナーズセミナー」と「レディースセミナー」で、私も関西将棋会館にて毎週土曜日10時~12時に開講している「ビギナーズセミナー」を月一で担当する助講師の一人です。

関西の「ビギナーズセミナー」は初級(初心者~6級)と中級(5級~1級)の2コースに分かれていて、1時間程度大盤を使った講座を行ったあと、1時間程度の指導対局もしくは受講者同士の対局という構成。対象は主に大人の方で、最近では女性も増え、受講者数は右肩上がり。講座は講師が自由にテーマを決められるので、私は過去に「脳内将棋盤の作り方練習」「どっちもち?形勢判断マスター!」「いろいろな棋譜並べのやり方講座」などの講座を開講しました。

どの将棋教室に通うか迷ったら、まずは「対象としている年齢層と棋力」を目安にしてみましょう。「小学生向け」「大人初心者向け」「女性向け」など、対象が明記されている将棋教室がほとんどなので、自分が該当する教室をチェックします。棋力とずれがある教室ですと内容が理解しにくかったり、逆に既知の内容ばかりで退屈してしまったりと、せっかくの時間とお金がもったいないことになってしまいます。

「継続して通う」ことを考えると、棋力が近い人が回りにいた方が、受講者同士のコミュニティができ、将棋をきっかけに楽しいご縁が繋がることもあるのでさらに世界が広がります。将棋教室には初回が無料、もしくはお手頃価格で体験できるところが多いので、まずは一度足を運んでみてから考えるのも好手かもしれません!

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いざ将棋教室に通い始めたら、意識したいのは「過去の自分との比較」です。定期的に同じ棋士・女流棋士から指導を受けていると、感想戦のなかで「習い初めの頃」と「今」を比べて「どこが変わったのか?」を教えてもらえます。そして「次はどこを伸ばせば上達に繋がるか?」というアドバイスも受けられるので、かけられた言葉はメモして定期的に見返すとより効果的です!

最後に。将棋教室に行きたいけれどもなんだか敷居が高い......とお悩みの、「駒の動かし方しか知らないし......」「今の棋力で教室に行っていいのかな?」と思われるかもしれませんが、教室は将棋を好きな方、楽しみたい方、そして強くなりたい気持ちをお持ちの方のためにあります。「通ってみたい」その気持ちだけで十分なのです。

心惹かれる将棋教室に出逢ったらすぐ体験受講!軽やかに初めの一歩を踏み出してみてはいかがですか?将棋教室でお待ちしています!

写真撮影:諏訪景子

山口絵美菜女流1級

ライター山口絵美菜女流1級

1994年5月生まれ、宮崎県出身の女流棋士。2017年に京都大学文学部を卒業し、在学中に研究した『将棋の「読み」と熟達度』を足掛かりに、将棋の上達法を模索している。
将棋を覚えるのが遅かったため「体で覚えた将棋」ではなく「頭で覚えた将棋」が強くなるには?が永遠のテーマ。好きな勉強法は棋譜並べ。

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