将棋コラム

田丸昇九段

田丸昇九段

1950年5月5日 生まれ、長野県出身。故・佐瀬勇次名誉九段門下。
1972年に四段。2013年に九段。2016年10月に現役を引退。1989~1995年に日本将棋連盟出版担当理事を務める。著書に『実録 名人戦秘話 ~棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記~』、『伝説の序章 天才棋士 藤井聡太』など。

大ヒット曲『王将』を聴いて棋士を目指した少年時代――田丸昇九段

Category:棋士・棋戦   writer:田丸昇九段   update:2021年01月30日

将棋の世界はまったく未知  棋士が将棋を覚えたきっかけはさまざまです。私の場合、ある歌謡曲を聴いて将棋に興味を持ちました。  小学6年生だった1962(昭...

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「お荷物になってまで、現役を続けるつもりはない」B1在籍のまま引退して、会長に専念した二上九段

Category:棋士・棋戦   writer:田丸昇九段   update:2017年03月27日

私が五段・24歳の若手棋士だった1974年(昭和49年)7月、公式戦の日程を決める「手合(てあい)係」を務めることになりました。現在は日本将棋連盟・手合課...

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酒場のカラオケで歌いまくり「新宿の夜の帝王」と呼ばれた二上九段。

Category:棋士・棋戦   writer:田丸昇九段   update:2017年03月12日

私が奨励会時代に二上達也九段の対局の記録係を務めたとき、二上九段の師匠の渡辺東一名誉九段が観戦に訪れたことがありました。そして二上に「新宿でよく飲んでいる...

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「二上の将棋はキリで突き刺すような鋭さが特徴」田丸九段が語る、二上九段の思い出。

Category:棋士・棋戦   writer:田丸昇九段   update:2017年02月23日

昭和の将棋史にその名を刻む名棋士・二上達也九段が2016年11月1日に84歳でこの世を去りました。タイトル戦には26回登場。タイトル獲得は、5期におよびま...

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