棋戦一覧

竜王戦

主催:読売新聞

竜王ランキング戦・決勝トーナメントについて

概要

  • 現役棋士全員と女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア4名が参加して行われます。
  • 竜王と挑戦者が七番勝負を行います。そこで4勝した棋士が竜王となります。
  • 優勝賞金は4,400万円で、将棋界最高です。また、七番勝負の敗者の賞金は1,650万円です。
  • 全てトーナメント戦によって行われます。
  • 持時間は各5時間です。ただし、残留決定戦のみは各3時間(チェスクロック使用)です。
  • 竜王戦独自のランキングを用いて、出場棋士を6つの組に分けます。その各クラスの成績上位者で決勝トーナメントを行い、優勝者が挑戦権を獲得します。
  • 女流棋士とアマチュアは6組での出場となります。6組で昇級すれば次の期は5組での出場となります。
  • ランキング戦のトーナメントに負けると、敗者復活戦(1組では出場者決定戦、2組以下では昇級者決定戦)に出場します。ただし、決勝戦の敗者は出場しません。また、女流棋士・アマチュアは出場できません。

決勝トーナメント

  • ランキング戦1組から5名、2組から2名、3・4・5・6組から各1名が出場するトーナメント戦です。
  • トーナメントの配置はランキング戦での成績を元に自動的に決まります。
  • 挑戦者決定戦は三番勝負です。
  • 3組以下の出場者が竜王に挑戦した場合は、七番勝負で敗れても1組に昇級します。

ランキング戦1組

  • 原則として16人によるトーナメント戦です。竜王戦七番勝負の敗者・1組残留者・2組からの昇級者によって行われます。
  • 優勝賞金は470万円、準優勝賞金は116万円です。
  • 1組決勝進出者2名は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は出場者決定戦にまわります。出場者決定戦の3位・4位・5位は決勝トーナメントの出場権を得ます。

ランキング戦2組

  • 原則として16人の棋士によるトーナメント戦です。
  • 優勝賞金は366万円、準優勝賞金は94万円です。
  • 2組決勝進出者2名は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は昇級者決定戦にまわります。決勝進出者2名と、昇級者決定戦の優勝者2名の計4名が1組に昇級できます。

ランキング戦3組

  • 原則として16人の棋士によるトーナメント戦です。
  • 優勝賞金は261万円、準優勝賞金は63万円です。
  • 3組優勝者は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は昇級者決定戦にまわります。決勝進出者2名と、昇級者決定戦の優勝者2名の計4名が2組に昇級できます。

ランキング戦4組

  • 原則として32人の棋士によるトーナメント戦です。
  • 優勝賞金は209万円、準優勝賞金は53万円です。
  • 4組優勝者1名は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は昇級者決定戦にまわります。決勝進出者2名と昇級者決定戦の優勝者2名が3組に昇級できます。
  • 1回戦で敗れ、さらに昇級者決定戦1回戦で負けた場合は残留決定戦にまわります。通常は残留決定戦で1回勝てば残留できます。

ランキング戦5組

  • 原則として32人の棋士によるトーナメント戦です。
  • 優勝賞金は157万円、準優勝賞金は42万円です。
  • 5組優勝者1名は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は昇級者決定戦にまわります。決勝進出者2名と昇級者決定戦の優勝者2名が4組に昇級できます。
  • 1回戦で敗れ、さらに昇級者決定戦1回戦で負けた場合は残留決定戦にまわります。通常は残留決定戦で1回勝てば残留できます。

ランキング戦6組

  • 1組から5組以外の棋士と女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア5名が参加するトーナメント戦です。定員はありません。
  • 優勝賞金は94万円、準優勝賞金は21万円です。
  • 6組優勝者1名は決勝トーナメントの出場権を得ます。
  • 準決勝までに敗れた棋士は昇級者決定戦にまわります。決勝進出者2名と昇級者決定戦の優勝者2名が5組に昇級できます。

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