第5回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント2回戦第一試合・チーム永瀬VSチーム広瀬  事前特集~ 8月13日放送

第5回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント2回戦第一試合・チーム永瀬VSチーム広瀬 事前特集~ 8月13日放送

ライター: 相崎修司  更新: 2022年08月12日

 第5回ABEMAトーナメントの本戦トーナメント二回戦第一試合は、チーム永瀬(永瀬拓矢王座・増田康宏六段・斎藤明日斗五段)とチーム広瀬(広瀬章人八段・青嶋未来六段・三枚堂竜也七段)の戦い。8月13日(土)17時から放送される。

 チーム永瀬「川崎家」はチーム羽生に5勝3敗、チーム三浦に5勝2敗で予選を1位通過。個人成績は永瀬が3勝1敗、増田が5勝0敗、斎藤が2勝4敗だった。初参加の斎藤は慣れない早指しに苦戦したが、過去の2回でもチームを組んでいる永瀬と増田が豊富な経験を生かした形となった。斎藤も予選ではチーム最多対局だったので、その経験を糧にして本戦を戦いたい。

 チーム広瀬「国士無双」はチーム豊島とチーム山崎のいずれにも5勝3敗で予選を1位通過。こちらもチーム永瀬同様、予選では危なげのない勝ち方だった。個人成績は広瀬が3勝2敗、青嶋が4勝1敗、三枚堂が3勝3敗。こちらはメンバー全員が過去のトーナメントにも参加した経験があり、本棋戦の特性も十分に把握しての予選通過だったと言える。

 2回戦第一試合のカギを握るのは、予選でのスコアラーだった増田と青嶋になりそうだ。過去のアベマトーナメントでは増田が対広瀬に0勝1敗、青嶋が対永瀬に1勝2敗という成績が残っているが、それぞれが相手のリーダーを打ち破って、自チームの勝利に結びつけられるか。

 8月13日17時からの放映をどうぞお楽しみください。

ABEMAトーナメント

相崎修司

ライター相崎修司

2000年から将棋専門誌・近代将棋の編集業務に従事、07年に独立しフリーライターとなる。2024年現在は竜王戦、王位戦・女流王位戦、棋王戦、女流名人戦で観戦記を執筆。将棋世界などにも寄稿。

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