「お姉さんに憧れますか?」 里見女流姉妹が目指す女流棋士像とは【女流棋士とデザート】

「お姉さんに憧れますか?」 里見女流姉妹が目指す女流棋士像とは【女流棋士とデザート】

ライター: マツオカミキ  更新: 2018年11月21日

女流棋士とデザート

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ローソンのデザートを食べながら、和やかな雰囲気で女流棋士にお話を聞くこのシリーズ。今回は里見香奈女流四冠里見咲紀女流初段の姉妹インタビュー後編をお送りします。6月に姉妹で開催した「女性向け将棋教室」の話や、お二人が目指している棋士・女流棋士について、お聞きしました!

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姉妹で遊ぶことはある?オフの日の過ごし方

――今回のデザートは「生チョコクレープ(チョコチップ入り)」です。ぜひ召し上がってください。

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咲紀 私、これ何度も食べたことあるんですよ~。生チョコがたくさん入っているから、とっても嬉しいです。

香奈 本当だ、おいしいね。

――チョコ好きが満足するように商品開発したそうですよ。

咲紀 思惑通りですね!(笑) チョコ好きすぎて、このクレープも含め、買ったり作ったりして頻繁に食べてます。

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――お二人でデザートやご飯を食べに行ったりすることはあるんですか?

香奈 うーん、最近は妹も忙しくなってきたので‥‥。

咲紀 たまたま仕事で一緒になる時は行ったりするけど、事前に約束して行くことは、あまりないよね。

香奈 あ、でも実家に帰るタイミングは、なるべく合わせるようにしてます。つい先日も、一緒に出雲に帰ったんですよ。

――二人で実家にいる時は、どんなことをしているんですか?将棋の話もしたり?

咲紀 そうですね。たまに私が「こういう局面って、どう指せばいい?」と質問することはあります。でも、そんなに多くはないかな。

香奈 そうだね、ただのんびりしていることが多いかな。あ、でも、時間が合えば家族でカラオケに行ったりもするんですよ。

――家族でカラオケ、いいですね! お二人は何を歌うんですか?

香奈 私は90年代の歌が多いかな、My Little Loverとか。一方で、妹は今どきの曲が多いんですよ、西野カナとか。

咲紀 そうそう。最近の歌が多いから、両親も兄も、私が歌っている時はポカンとしてて‥‥。姉が歌っている時は、みんなノリノリで楽しそうなのに(笑)。

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――それは少しさみしいですよね(笑)。実家に帰ること以外では、オフの日は何をしていますか?

香奈 私は日帰り温泉でゆっくりすることが多いですね。あとは、おいしいものを食べたり。アクティブに動くというよりは、のんびりする感じで。

咲紀 私は一人で買い物とか、映画に行くことが多いかな。あとは、気になってたデザートのお店に行ったり、ラーメンとかも一人で行ったりします。

――お休みの日の過ごし方も、カラオケで歌う曲も、結構違いがありますね。

咲紀 たしかに。そういう意味では、姉から強く影響を受けたのは将棋だけかもしれないですね(笑)。性格とか服の趣味とかも、全然違うし。

香奈 でも、根本的な価値観や考え方は似ていると感じることも多くて、そこはやっぱり一緒に育ったからなのかな、と感じます。

姉妹だからこそ、できること。二人で開催した「女性向け将棋教室」について

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――6~7月に、お二人で初心者の女性向けの将棋教室を開催されてましたよね。

咲紀 はい。駒の動かし方から教える将棋教室を、二人で開きました。

――どういうきっかけで将棋教室を開くことになったんでしょう? どちらから「やろうよ」って声をかけたんですか?

咲紀 姉から「どう?」って連絡がきて。姉はいつも思いついたら即行動って感じで、連絡が来るのも突然なんですよ(笑)。

香奈 そうかもね(笑)。きっかけとしては、社会人の女性が将棋を学べる教室って少ないので、そういう場をつくりたいと思ったんです。

咲紀 姉の発案から始まって、二人で企画を練りました。初心者の方にわかりやすい内容にするために、将棋をまったく知らない兄のお嫁さんや祖母に実際に説明して、理解できるか聞いてみたり。

香奈 妹と一緒に考えた結果、全5回でルールと駒の動かし方を覚えて、指せるようになることを目標に設定しました。

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――参加者も多く、大盛況だったと聞きました。

香奈 少しでも「将棋のルールを知りたい」という女性がいれば、社会人の女性が将棋を学べる教室って少ないので、もしやりたいと思っている方がいらっしゃれば、と思って開いたんですけど、結構たくさんの方にご参加いただいて。

咲紀 「観る将」の方でも、ルールがわかるようになりたいとか、指せるようになってみたいとか、そういうモチベーションで参加してくださいました。

香奈 終わった後に「楽しかったよ」と言っていただいて、やって良かったなと思いました。

――姉妹で将棋教室をやってみて、いかがでしたかやるというのは、どういう感覚でしたか?

咲紀 姉妹だからこそ、お互いが上手くサポートし合えたように思います。基本的には姉が説明をして、必要であれば私が補足する形で進めたのですが、もしも姉妹じゃなかったら、この進め方は難しかったかもしれません。横から入って補足するなんて、遠慮しちゃいますからね。話すのは難しいかもしれないですね。

香奈 妹となら遠慮もないので、参加者の方々にとってわかりやすい教室にすることだけに集中して進められるのは、とても良かったなと思います。

里見姉妹の理想の棋士像と、これからの目標

――お二人それぞれの目標や、理想の棋士像についてお聞きしたいんですが、まず里見香奈女流四冠からお願いできますか。

香奈 理想とする棋士像‥‥、やはり羽生善治竜王ですね。将棋はもちろんですが、将棋の普及も積極的にされていて、将棋界の第一人者としての振る舞いや将棋への向き合い方は、私の目指したいところです。女流棋士で言えば、清水市代女流六段の立ち振る舞いなども、とても綺麗で憧れます。そういったトップレベルの方々に、少しでも近づきたいです。

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――里見咲紀女流初段は、いかがですか?

咲紀 戸辺誠七段の将棋がとても好きなので、私もそういう観ていて楽しい将棋を指せるようになりたいと思います。アマチュア時代から戸辺七段の定跡本を読んだり、何度も棋譜を並べたりしてきました。もちろん今でも、かなり参考にしています。

――よく聞かれる質問かもしれないんですが‥‥、お姉さんに憧れたりもしますか?

咲紀 憧れというよりは、将棋に対する想いや、考え方を参考にすることはありますね。「お姉さんと対局したいですか?」と聞かれることも多いんですが、特別「姉だから」という理由で対局したいとは思っていなくて。ただ、女流棋界のトップの方々と指してみたいというのはもちろんあって、そのトップの方々の一人として姉がいるので、そういう意味では、姉と指したいという気持ちはありますね。

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――最後に、これからの抱負をお願いします。

香奈 もっと棋力を上げられるよう、引き続き精進します。やはりスポンサーやファンの方々に支えられて成り立っている職業なので、自分の持てる力を発揮することによって、貢献できれば嬉しいです。

咲紀 私は、もちろん対局で勝つことが第一です。加えて、普及の面でも、将棋を指す女性をもっと増やすための活動をしたいと思っています。ただ、まずは自分に棋力がなければいけないので、棋力も普及も、両方とも力を入れていきたいと思います。

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まとめ

姉妹で将棋教室を開催するなど、二人で協力して「自分たちだからこそできること」を実践する里見姉妹。お互いサポートし合っている、素敵な関係性が見えたインタビューでした。「生チョコクレープ(チョコチップ入り)」を差し入れてくれたローソンクルーのあきこちゃんには、里見咲紀女流初段より、こんなメッセージをいただきましたよ。

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11月おすすめデザート

里見姉妹が食べていた「生チョコクレープ(チョコチップ入り)」は、濃厚なミルククリームと生チョコが入った、しっとりおいしいデザートです♪

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取材協力里見香奈女流四冠

1992年3月2日生まれ。島根県出雲市出身。森けい二九段門下。 女流王座・女流名人・女流王将・倉敷藤花の四冠を保持している。 タイトル戦登場数は36回、獲得は女王1期、女流王座3期、女流名人9期、 女流王位4期、女流王将6期、倉敷藤花8期の合計31期。

取材協力里見咲紀女流初段

1996年4月28日生まれ。島根県出雲市出身。森けい二九段門下。 2016年4月27日、女流2級。2017年4月1日、女流初段に昇段。 里見香奈女流四冠の妹。

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マツオカミキ

ライターマツオカミキ

2014年からライターとして活動する平成元年生まれ。28歳にして初めて将棋に触れました。将棋を学びながら、初心者目線で楽しさをお伝えします!普段は観光地や企業、お店を取材して記事を執筆中。

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