「今の将棋界はドラマチック!」藤田綾女流二段がいま気になっている将棋界のニュースとは?

「今の将棋界はドラマチック!」藤田綾女流二段がいま気になっている将棋界のニュースとは?

ライター: 伊佐知美  更新: 2018年06月02日

藤田女流二段インタビュー

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日々新しいニュースで賑わう最近の将棋界。どうやって情報収集をしていますか? スマートニュースの将棋チャンネルは対局結果から棋士のブログまで「見逃したくない将棋ニュースがまとめて見られる」と将棋ファンの間で大人気!

本連載は、そんなスマートニュースのスポンサードで、藤田綾女流二段に全三回の特別連載インタビューが実現したものです。

藤田女流二段へのインタビュー企画・第二回目の今回は、藤田女流二段が将棋に出会った経緯や、将棋界の気になるニュースについて伺います。

今回もスマートニュースのアプリをダウンロードいただいた方の中から抽選で「藤田女流二段の手書きイラスト色紙」をプレゼントさせていただきます。

取材協力 藤田綾女流二段

1987年3月生まれ。 東京都大田区出身の女流棋士。
1998年10月に女流2級(最年少記録)。2016年8月に女流二段に昇段。
2016年4月からNHK杯戦の司会を務める。

父に教えられて始めた将棋

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――将棋を始めたきっかけを教えてください。

藤田女流二段 祖父も父も、将棋好き。普段からリビングに「NHK杯テレビ将棋トーナメント」が流れる家庭で育ち、父から初めて将棋を本格的に教えてもらったのが小学2年生の時でした。

家族みんなが将棋を指せる。そんな環境だったから、弟と一緒に将棋教室や将棋道場に行ったりすることが日常で。何より初めて指した時に父に勝たせてもらえたことが本当に嬉しかったから、興味が芽生えて、どんどん将棋のことが好きになっていきました。

――将棋に夢中になった理由は、何か覚えていらっしゃいますか?

藤田女流二段 私が考える将棋の魅力の1つは、年齢・性別関係なく「勝てること」。子どもが大人に勝てるシチュエーションって、スポーツでも勉強でもなかなかないじゃないですか。

だから、将棋を通じて大人に勝てたというのが、子供心にやっぱりすごく楽しくて。もしあの時父に負けていたとしたら、将棋、やめてしまっていたかもしれません(笑)。

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――女流棋士になりたいと思ったのは、いつ頃でしたか?

藤田女流二段 「女流棋士になりたい」という明確な意思を持ったというよりも、自然と「なるものだと思っていた」という方が近いです。

平日の学校終わりは、宿題を終わらせてから眠るまでずっと将棋。休日ももちろん将棋を指して、教室や道場に通い続けて。

もっと知りたい、強くなりたい――。そんな風に楽しみながら毎日将棋を続けていたら、目指す場所は、プロしかない。だから、いつしか「自分は女流棋士になるんだろうな」って感じ始めたんじゃないかと思います。明確になりたいと考えたことはじつはなかったんじゃないかなぁ。

――将棋漬けの毎日に、もう嫌!となったことは......?

藤田女流二段 ないですよ、と言いたいけれどもちろんあります(笑)。勝つ一方で負けることも当然ある。プロになる前は負け続けて落ち込んだこともありますし、周りが男の子ばかりでなんだか心細くて、ちょっぴり将棋から足が遠のいてしまった時期も。でも、将棋のことが心から好きだから、いつも時間を置くとまた指したくなるんです。

「少し先の未来を予想する」将棋とゲームの共通点

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――ところで! 藤田女流二段はゲームが大好きという噂を聞きました。

藤田女流二段 そうですね、休日はよくゲームをしています。最近だと、「人狼ゲーム」や「スプラトゥーン」がお気に入り。そういえば母から聞いたのですが、幼少期からゲームが好きで、とくにパズルゲームをよく楽しんでいたみたいです。

――ちなみにそれって、何か将棋と通じるものがあるんですかね......?

藤田女流二段 あはは、あるんですかねぇ(笑)。でも、もしかしたら「相手次第で変わる未来」が好きなのかも。

たとえば「人狼ゲーム」は村人に扮した狼を、推察しながら探し出すゲームです。相手の発言によって「この人が犯人かな?」と推理していくのがおもしろい。

将棋もゲームも、頭を使って戦術を考えるけれど、相手の出方によって指し手が変わるし、予想した未来と全然違う結末になる。「相手がいて初めて成り立つ」、「単純なゲームじゃない」という点に惹かれるんだと思います。

最近の気になる将棋ニュースは?

――さて。今回もぜひ、藤田女流二段にイラストで「最近の気になる将棋界のニュース」を描いていただきたいのですが、いいですか......?

藤田女流二段 いいですよ!

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――(やはり早い。)

藤田女流二段 前回も申し上げたとおり、私はプロ棋士であると同時に将棋ファンの一人です。いろんな将棋ニュースが気になりますが、たとえばスマートニュースの将棋チャンネルを見ていると、やっぱり羽生善治竜王と藤井聡太七段は話題が多く、注目を集めているなと感じます。

なのですごくベタですが、先日の藤井七段の最年少棋戦優勝や昇段には驚きましたし、今行われている第76期将棋名人戦の七番勝負も興奮しながら行方を追いかけています。

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連載1回目と同じく、すばやくペンを取り......

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すっと絵を描き始める藤田女流二段(今回はスマホで見本を見ながら描いています)

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先程の色紙は名人戦の絵で......

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こちらは藤井七段の絵のようです

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落款を押して......

完成です

藤田女流二段 できました!

――(迷いがない上に、やっぱり思っていたよりすごく上手い。)ありがとうございます!リアリティあふれるイラストで、とても素敵です。

ということで、今回も色紙2枚を読者の方にプレゼントさせてください!

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左)藤井七段の色紙イラスト 右)名人戦の色紙イラスト

今回も、こちらのイラスト色紙を読者の方に限定2枚でプレゼントさせていただきます。

さて、連載第二回目のインタビューもそろそろ終了。連載最終回となる次回は、藤田女流二段に、最近急増中と噂の女性将棋ファン・代表の方と対談していただく予定です。次回は、さらに今まで聞けなかった本音が飛び出すかも? 楽しみにお待ち下さいね。

昨今の将棋界は、漫画や映画以上にドラマチックな展開が起きていると思います。そんな時代を一緒に生きていることがとても幸せ」と語りながら色紙を書いてくださった藤田女流二段。

「簡単に最新の将棋界の情報が集められるのでよく使っています」と藤田女流二段もオススメのスマートニュースの将棋チャンネルは、

注目の対局の予定も結果ももれなくチェックできる!
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など、幅広い将棋ニュースをほぼ網羅しているので、空き時間にパパッとチェックして将棋界の最新動向を追うことができます。これからますます盛り上がること間違いなしの将棋界を毎日チェックするために、まずはスマートニュースをダウンロードしておきましょう。

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藤田女流二段インタビュー

伊佐知美

ライター伊佐知美

これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』創刊編集長、エッセイスト、フォトグラファー。 これまで40カ国100都市、47都道府県を旅する。将棋初心者。棋士と同じくらい将棋盤・将棋駒を作っている職人さんに興味を持っている。

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