ライターマツオカミキ

これから将棋をはじめる人はまずこのアプリ! 将棋初心者におすすめの無料アプリ5選
ライター: マツオカミキ 更新: 2018年02月06日
「将棋をはじめたい! でも、何からやるべきか、どこでルールを学べばいいのか‥‥‥」そんな方に向けて、これから将棋をはじめる人におすすめの無料将棋アプリを5つご紹介します。将棋初心者のレビューを参考に、自分のレベルに合いそうなアプリからはじめてみてくださいね。
1.ていねいなルール説明でイチから学べる『将皇(入門編)』
基本ルールや、攻め方、守り方をくわしく説明してくれるので、「将棋のルールはまったくわからない」という初心者におすすめ。入門編の実戦練習で勝てるようになってきたら、通常版のアプリ『将皇』で腕試しをしてみるのもアリです。
『将皇(入門編)』App Store/Google Play
初心者が使ってみた! 『将皇(入門編)』レビュー
「初心者向け」と書いてある将棋アプリでも、ルールを知っている前提で進むことも多いです。しかし『将皇(入門編)』は駒の動かし方から学べるので、入門者にはぴったり。
問題集や対局でも駒を動かせる場所が赤い丸で表示されるので、駒の動きを完璧に覚えていなくてもチャレンジできました。問題集の「基本の手筋」や実戦練習の「ずっとあなたの手番」モードで、駒の動きを覚えながら練習できます。
2.初心者でもできるシンプルな問題集『みんなの詰将棋』
「詰将棋」は、相手を詰ませる(どう対応しても勝てなくなる)ための駒の使い方を考える、将棋のルールに基づいたパズルです。『みんなの詰将棋』には、初心者向けの「一手詰」から上級者向けの「十一手詰」の問題まで全600問が収録されていて、基本の手筋を覚えられる入門者向けの一手詰問題も120問あります。
『みんなの詰将棋』App Store/Google Play
初心者が使ってみた! 『みんなの詰将棋』レビュー
機能や画面がシンプルで使いやすいです。「入門一手詰」はだんだんとレベルが上がっていくので、ひとつずつクリアするにつれ、上達している感じがします。また、なんとなく打った手が正解だったときも、解説を表示することで「なぜ?」という疑問を解消できます。
通常の対局と違い、一手詰などの詰将棋は短時間でも挑戦できるので、通勤や通学、ちょっとした空き時間などに遊べます。
3.可愛いひよこを相手に対局デビュー『ぴよ将棋』
レベルや駒落ちの選択肢が多く、初心者から上級者まで幅広いレベルの人が楽しめる対局アプリです。対局中に「ヒント」を表示すると、その局面で打つべき手をAIが教えてくれるので、「まだひとりで対局するのは心細い」という人でも大丈夫!
『ぴよ将棋』App Store/Google Play
初心者が使ってみた! 『ぴよ将棋』レビュー
可愛いひよこが対戦相手なので、初心者にとっては他の将棋アプリよりも取っ付きやすかったです。対局中に「間違えたな」と思ったら「待った」でやり直しができたり、対局後の「検討」により、どこから優勢・劣勢になったのか振り返ったりできます。
このように、グラフと棋譜でくわしく解説してくれます。まだ全体の形勢判断をする余裕のない初心者にとって、どの手が良くなかったのか、どこがチャンスだったのかを教えてもらえるのはありがたいです。
4.380万人が使う日本将棋連盟公認の対局アプリ『将棋ウォーズ』
将棋好きの多くが使う、人気の対局アプリです。プロ級のユーザーも利用しているそうですよ。1日3局までは無料で対局できます。他のユーザーと対局して、自分の腕を試しましょう。
『将棋ウォーズ』App Store/Google Play
初心者が使ってみた! 『将棋ウォーズ』レビュー
『練習対局』では、対戦相手であるAIのレベルを「簡単・普通・難しい」の3段階から選べます。練習で『将棋ウォーズ』の対局に慣れてきたら、「対局開始」で他のユーザーと対戦してみましょう。
対局モードは、「10分切れ負け・3分切れ負け・10秒将棋」の3つから選べます。持ち時間に制限があるので、短時間でサクッと遊べるのが特徴。将棋初心者である筆者は、『将棋ウォーズ』で勝つことはまだ難しいですが......、「誰かと対戦している」というヒリヒリとした臨場感が楽しいです。
5.おまけ:簡単だけど奥が深い! 将棋の基礎を学べる『どうぶつしょうぎウォーズ』
「将棋初心者や子どもでも楽しめるように」と考案されたのが、どうぶつしょうぎ。将棋のルールに基づきながらも、駒の数を減らすなど簡素化してあり、イラストも可愛く親しみやすいゲームです。無料で1日6局まで楽しめます。ルールを知りたい人は『はじめてのどうぶつしょうぎレッスン』のアプリからはじめるのがおすすめ。
『どうぶつしょうぎウォーズ』App Store/Google Play
初心者が使ってみた! 『どうぶつしょうぎレビュー』レビュー
将棋よりも駒が少なく、盤のマス目が少ないので、初心者でもすぐに理解し、楽しめるようになります。「子ども向けだから簡単でしょ?」と思っていた筆者ですが、その予想は裏切られ、かなり奥深いです。シンプルだからこそ「一手間違えると負けてしまう」という緊張感があります。
対局において、それぞれ持ち時間が2分しかないので、長くとも4分以内に決着がつきます。かかる時間が短いので、気軽にチャレンジできるのが嬉しいです。
まとめ
「将棋やってみたいな」と思っていても、周りに教えてくれる人がいないと、なかなかはじめにくいですよね。でも無料アプリなら、スマホで気軽にチャレンジできます。これらのアプリを使って、今年こそ将棋をはじめてみてはいかがでしょうか?
