ライター津持大和

伊藤かりんさんと盤を挟んでお話しできる!「将棋親善大使 伊藤かりんと棋士の集い」をご紹介
ライター: 津持大和 更新: 2019年12月27日
元乃木坂46で、現在将棋親善大使を務める伊藤かりんさんを招いたイベント「将棋親善大使 伊藤かりんと棋士の集い ~令和将棋元年~」が12月8日にRICOH本社で開催されました。
登壇したのはかりんさんの師匠である戸辺誠七段と、NHKの将棋フォーカスでパーソナリティを務めた山崎隆之八段、中村太地七段。
早指し対局やサイン会など、様々なコーナーで盛り上がった様子をお届けします。
師匠に挑戦!ペア将棋対決!
最初に行われたのは、かりんさんが師匠の戸辺七段に駒落ちで挑むコーナー。かりんさんと中村七段がタッグを組み戸辺七段に挑戦しました。
師匠の教えを忠実に守って指し進めるかりんさん。一方、戸辺七段がかりんさんに教えた駒落ちの定跡を知らない中村七段は、かりんさんの予想と違う指し手を着手。
「この手知らないです~」と焦るかりんさんに「これ、僕足手まといになってない?」と申し訳なさそうにする中村七段。その様子に会場からは笑いが起こりました。
その後、中村七段から山崎八段にバトンタッチし、局面も最終盤を迎えます。
最後、かりんさんが時間に追われつつ指した角切りが最善手!戸辺七段の玉を見事に詰ませて伊藤かりんペアが勝利となりました。
「伊藤さんは僕が与えた宿題をしっかりやってくる真面目なタイプなので、その結果が出ましたね。ずいぶんと成長しました。」と戸辺七段から褒められた伊藤さん。気恥ずかしそうに笑みを浮かべていました。
1分切れ負け早指し対局
次に行われたのは、将棋フォーカスで人気のコーナー「1分切れ負け早指し対局」。早指し王・山崎八段に中村七段と戸辺七段が挑みました。
あまりにも速すぎる指し手に会場の人たちもびっくりした様子。山崎八段VS中村七段は、中村七段が優勢に進めるも時間攻めで山崎八段が逆転勝ちしました。
山崎八段VS戸辺七段はお互いに左利きなので、対局時計の置き場所で一悶着。「普通にやったら余裕で勝ってしまうのでハンデをあげます。」と余裕を見せる山崎八段は、時間を多く余して戸辺七段に快勝!
かりんさんと一人ずつお話しできる!
その後は、一人10秒ずつかりんさんとお話ができるコーナーに。かりんさんと盤を挟んで話せる貴重なイベントにファンたちは喜んでいました。
かりんさんだけでなく棋士の3人とも直接話ができ、どの棋士のブースも盛り上がっていました。
山崎八段
戸辺七段
中村七段
まとめ
最後にサイン会も行われ、1つの色紙に3人が揮毫し、かりんさんが手渡しする豪華仕様に。手渡しの際、ファンに一言かけている様子はさすが元乃木坂46だなと感じさせてくれました。
他にも、トークショーやクイズ大会も行われた本イベント。第2回が開催された際には、参加してみてはいかがでしょうか。
