ライター松谷一慶
神木隆之介と有村架純が真剣勝負!映画「3月のライオン」初日舞台挨拶。各キャストの愛おしい人は?
ライター: 松谷一慶 更新: 2017年04月01日
棋士たちの生きる将棋の世界とその周りの人々の関わりを描いた映画「3月のライオン」。数々の対局とあたたかな人々との交流の中で、17歳のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の生き様が交差する感動のストーリーです。
そんな映画「3月のライオン」の前編が3月18日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公開初日を迎え、主演の神木隆之介さん、共演の有村架純さん、倉科カナさん、染谷将太さん、清原果耶さん、佐々木蔵之介さん、豊川悦司さん、前田吟さん、板谷由夏さん、中村倫也さん、新津ちせさん、そして大友啓史監督が舞台挨拶に立ちました。
映画公開の初日を迎えたことについて「楽しみの気持ちもあったんですけど不安な気持ちもあって...、この日が来て嬉しく思います!」と神木さんが喜びのコメントをよせていました。
「愛」をテーマにした質問で神木隆之介さんが照れ笑い?
映画「3月のライオン」は、親子、兄弟姉妹、友達、師弟など、人と人を結び愛を求めて魂がぶつかり合う物語です。その「愛」ににちなんで、登壇者の皆さんに「一番"愛おしい"と思った人は?」という質問が出されました。
主人公の桐山零を演じた神木さんがあげたのは、二海堂役を演じた染谷さんの名前。なんでも二海堂の人間性に惹かれたそうで、「泣いてくれたり喜んでくれたり、いい意味での暑苦しさがあって、それを演じる染谷将太が愛おしいんです」と絶賛していました。
その染谷さんは「台本に書かれていた事だからね」とクールに流しながらも「もちろん僕も神木君。相思相愛。現場に着くと笑顔で迎えてくれてリラックスする。心も落ち着く」とコメント。神木は「相思相愛でよかった」と胸をなで下ろし、隣の有村さんから「場所変わる?」と気遣われる場面もありました。
幸田香子役を演じた有村さんは、川本家の末っ子のモモちゃんの名前を挙げて「演じている役柄にちなんで私は"魔女"と呼ばれていて、さっきも"魔女~!"と抱き付いてきた。一気にほわっと気持ちが安らぎます。天使です」と新津さんの無邪気さに癒されている様子でした。
川本あかり役の倉科さんは「零君なのか神木君なのかわからないけれど、撮影現場にあったこたつや二段ベッドの下で寝ている姿が愛らしかった」と振り返ると、神木さんは「それは神木隆之介君ですね」と照れる場面も。
大友監督は「みなさんがかわいいです。特にスミスと松本(一砂)にはいつも楽しませてもらった」とコメント。
これにスミス役の中村さんが「監督がなかなかカットしないからでしょ(笑)」と会場の笑いをさらっていました。
出演者同士がチームに分かれて玉入れで勝負!
続いて行われたのが、もう一つのテーマ「闘い」にちなんだ玉入れ勝負。 零&川本家(神木さん・倉科さん・板谷さん・新津さん・前田さん・清原さん)VSプロ棋士&幸田家&監督(有村さん・染谷さん・豊川さん・佐々木さん・中村さん、大友監督)の二チームに分かれて実施されました。
ステージ上から客席にそれぞれ設置されたカゴに向けて紅白の球を30秒間投げ入れるゲームで、新津ちせさん用には特別にステージ近くに籠が。
結果は零&川本家チームが圧勝。 感想を聞かれた神木さんは「勝ちにいきました。玉入れは中学校以来」、倉科さんは「楽しんではしゃいじゃいました」、有村さんは「お客さんにぶつけちゃってごめんなさい。でも楽しかった」と大はしゃぎでした。
最後に神木さんが「皆さんの中で素敵な作品だと思っていただけたら嬉しいです。そして後編もあるので、そちらも楽しんでいただければ」と4月22日公開の後編に向けて意気込みを新たにしてイベントは終了しました。
実際のプロ棋士も多数出演し、対局シーンのリアリティも素晴らしく、将棋ファンのみなさんも絶対に楽しめるこの映画。前編はただいま公開中、後編は4月22日から全国ロードショーです。ぜひ映画館に足を運んでみてください。