将棋文化検定 ~良問振り返り~

vol.03

昭和57年の名人戦・中原誠名人―加藤一二三九段戦は、3勝3敗で最終局に持ち込まれたうえに、持将棋や千日手の将棋もありました。合計の対局数はいくつですか。
(1)9局 (2)10局 (3)11局

(2)
加藤一二三九段から見て、持将棋●○●○千日手○●千日手○の順で10局戦い、加藤新名人が誕生しました。

将棋盤に駒を並べる流儀で、最後に9枚の歩を置くのは何流ですか。
(1)伊藤流 (2)大橋流 (3)関根流

(2)
大橋流で最後に置く駒は歩、伊藤流は飛車です。

木の駒の製法で、書き駒、彫り駒、盛り上げ駒以外にどれがありますか。
(1)紙貼り駒 (2)削り出し駒 (3)彫り埋め駒

(3)
高価な順に盛り上げ駒、彫り埋め駒、彫り駒、書き駒になります。

江戸時代の二世名人・大橋宗古が成文化した最初の規定はどれですか。
(1)将棋治式三ヶ条 (2)将棋法規三ヶ条 (3)将棋制度三ヶ条

(1)
江戸時代初期に成文化したことは、とても価値があります。

明治5年に刊行された初めての将棋雑誌はどれですか。
(1)新撰将棋月報 (2)将棋新報 (3)新棋戦

(1)
伊藤宗印七段(のちの十一世名人)の棋譜などを載せました。