「JT杯」三連覇を目指す藤井JT杯覇者登場、初出場佐々木七段が挑む

更新:2024年09月20日 13:30

三連覇を目指す藤井JT杯覇者登場、初出場佐々木七段が挑む
藤井 聡太 JT杯覇者 対 佐々木 大地 七段
―明日9月21日(土)札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)―

「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)二回戦第四局(北海道大会)は、藤井聡太JT杯覇者と一回戦第四局で羽生善治九段を破った佐々木大地七段が対局。北海道札幌市の札幌コンベンションセンターで開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時35分からABEMAでも生中継される。

二回戦第四局生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9J3rLMBb2u5YRu 藤井聡太JT杯覇者 対 佐々木大地七段

■対局の見どころ
両者の対戦成績は、藤井JT杯覇者の9勝4敗。昨年はタイトル戦で2度対局。戦型は相掛かりが8局、角換わり腰掛け銀が3局、横歩取りが2局となっている。佐々木七段が先手番のときは、過去7局全てで相掛かりを採用しており、また佐々木七段が藤井JT杯覇者戦に4勝した対局は、全て相掛かりだったことから、一番自信を持っている戦法と想定できる。今まで藤井JT杯覇者は、佐々木七段の先手相掛かりを必ず受けて立っている。注目すべきは、藤井JT杯覇者が先手になったときに、何を採用するかだ。先手が角換わり腰掛け銀を目指しても、後手がそれをまともに受けることが少ないが、あえてそこに踏み入るか、あるいは、藤井JT杯覇者が先手番のときに2回採用して2勝している横歩取りも考えられる。今大会、藤井JT杯覇者は史上二人目の「JT杯」三連覇がかかっている。まずはこの初戦をいかに乗り切るか。20歳台同士のフレッシュな対決は観る者を惹きつける大熱戦になることは間違いない。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

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大盤解説は、松尾歩八段。居飛車穴熊や横歩取りに「松尾流」と呼ばれる新手を残しているように、序盤の研究の深さで知られている。魅力的な低音ボイスでしっかりと伝える姿勢が会場を盛り上げるだろう。藤井JT杯覇者と同じ愛知県出身であり、地元話を盛り込んだ解説にも期待したい。

(写真)左から 解説/松尾歩 八段聞き手/山田久美 女流四段読み上げ/久津知子 女流三段

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■ABEMAでの生中継スケジュール  
開催日 大会 対戦カード ABEMA生中継
開始時間
9/21(土) 北海道大会 二回戦第四局 藤井JT杯覇者 vs 佐々木七段15時35分~終局
10/12(土) 大阪大会 準決勝第一局 稲葉八段 vs 渡辺九段 15時55分~終局
11/2(土) 東海大会 準決勝第二局 広瀬九段 vs 二回戦第四局勝者
11/24(日) 関東大会 決勝戦 準決勝第一局勝者 vs 準決勝第二局勝者 16時15分~終局

※放送開始時間は変更になる可能性があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク

■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi

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