棋戦トピックス

今週の注目対局結果 5月12日(土)~5月18日(金)

更新:2018年05月19日 21:00

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5月12日(土)~5月18日(金)の注目対局結果をご紹介します。今週は、竜王戦5組ランキング戦で勝利し、4組昇級・七段昇段となった藤井聡太七段の対局が大きな話題となりました。

そのほか、佳境を迎える棋戦の対局にトップ棋士たちが続々登場。挑戦者決定戦がプレーオフに持ち越された王位戦挑戦者決定リーグや、高見泰地六段が初タイトルに王手をかけた叡王戦決勝七番勝負など、さまざまな熱戦が繰り広げられました。

第31期竜王戦

【2組ランキング戦】三浦弘行九段が深浦康市九段を破り優勝を決める

第31期竜王戦2組ランキング戦の決勝戦、深浦康市九段VS三浦弘行九段の対局が5月16日に行われ、三浦九段が90手で深浦九段を破り、竜王戦2組での優勝を決めました。

三浦九段は第6期竜王戦より参加しており、第18期と第29期で挑戦者決定戦に進出しています。

【3組ランキング戦】斎藤慎太郎七段が佐々木勇気六段を破り勝ち進む

第31期竜王戦3組ランキング戦で、斎藤慎太郎七段VS佐々木勇気六段の対局が5月14日に行われ、斎藤七段が122手で佐々木六段を破り、決勝戦に駒を進めました。

次局は決勝戦、3組優勝を懸け千葉幸生六段と対局します。

斎藤七段は前期の4組ランキング戦準決勝で佐々木六段に破れましたが、昇級者決定戦で渡辺大夢五段に勝利し、3組昇級となりました。第28期には5組ランキング戦で優勝し、決勝トーナメントに出場しています。

【3組昇級者決定戦】横山泰明六段が及川拓馬六段を破り勝ち進む

第31期竜王戦3組昇級者決定戦で、横山泰明六段VS及川拓馬六段の対局が5月14日に行われ、横山六段が153手で及川六段を破り、勝ち進みました。

次戦は、北浜健介八段と対局します。

横山六段は第16期から本棋戦に参加しており、最高ランクは現在の3組です。

【4組昇級者決定戦】遠山雄亮六段が北島忠雄七段を破り勝ち進む

第31期竜王戦4組昇級者決定戦で、北島忠雄七段VS遠山雄亮六段の対局が5月15日に行われ、遠山六段が79手で北島七段を破り、勝ち進みました。

本対局の結果により、遠山六段は降級回避が確定。次戦は、阪口悟五段と対局します。

【4組昇級者決定戦】塚田泰明九段が西尾明六段を破り勝ち進む

第31期竜王戦4組昇級者決定戦で、塚田泰明九段VS西尾明六段の対局が5月18日に行われ、塚田九段が148手で西尾六段を破り、勝ち進みました。

次戦は、中田宏樹八段VS村田智弘六段 戦の勝者と対局します。

【5組昇級者決定戦】窪田義行七段が藤森哲也五段を破り勝ち進む

第31期竜王戦5組昇級者決定戦で、窪田義行七段VS藤森哲也五段の対局が5月18日に行われ、窪田七段が139手で藤森五段を破り、勝ち進みました。

次戦は、阿部隆八段VS金井恒太六段 戦の勝者と対局します。

【5組ランキング戦】藤井聡太六段が船江恒平六段を破り決勝進出

第31期竜王戦5組ランキング戦で、船江恒平六段VS藤井聡太六段の対局が5月18日に行われ、藤井六段が72手で船江六段を破り、勝ち進みました。

次戦は5組決勝戦、決勝トーナメント出場を懸けて石田直裕五段と対局します。

また、この勝利により、竜王戦2期連続昇級となり、七段昇段が決まりました。

【将棋ニュース】藤井聡太六段が七段に昇段

【6組ランキング戦】都成竜馬五段が高野智史四段を破り勝ち進む

第31期竜王戦6組ランキング戦で、都成竜馬五段VS高野智史四段の対局が5月15日に行われ、都成五段が99手で高野四段を破り、決勝戦にコマを進めました。

本対局の勝利によって、都成五段は5組昇級が決定。次戦は6組優勝を懸け、決勝戦で上村亘四段VS大橋貴洸四段 戦の勝者と対局します。

第3期叡王戦

【決勝七番勝負第3局】高見泰地六段が3連勝で初タイトルに王手

第3期叡王戦決勝七番勝負の第3局、金井恒太六段VS高見泰地六段戦が5月12日(土)に宮城県宮城郡「瑞巌寺」で行われ、112手で千日手が成立。同日指し直し局が行われ、高見六段が金井六段を81手で破り3連勝、初タイトル獲得まであと1勝となりました。

段位別予選から並みいる強豪棋士を破り、現在5連勝中の高見六段が、無敗で初のタイトル獲得となるのか。

注目の第4局は、5月26日(土)に群馬県富岡市「富岡製糸場」で行われます。

第59期王位戦

【挑戦者決定リーグ】紅組は羽生善治竜王が優勝。白組は豊島将之八段と澤田真吾六段のプレーオフ開催が決定。

第59期王位戦挑戦者決定リーグ、最終戦となる5回戦の6対局が5月17日(木)に行われました。

紅組では4勝1敗で羽生善治竜王が優勝。白組では4勝1敗で豊島将之八段と澤田真吾六段が並び、両者のプレーオフとなりました。

白組のプレーオフは5月30日(水)に行われ、プレーオフ勝者と羽生竜王の挑戦者決定戦は6月4日(月)に行われます。

王位戦挑戦者決定リーグの最終成績は下記の通りです。

[紅組]
【4勝1敗】羽生善治竜王
【3勝2敗】木村一基九段、村山慈明七段
【2勝3敗】谷川浩司九段、松尾歩八段
【1勝4敗】近藤誠也五段

挑戦者決定リーグ 紅組

[白組]
【4勝1敗】豊島将之八段、澤田真吾六段
【3勝2敗】阿久津主税八段、千田翔太六段
【1勝4敗】佐々木大地四段
【0勝5敗】野月浩貴八段

挑戦者決定リーグ 紅組

第66期王座戦

【挑戦者決定トーナメント】永瀬拓矢七段が佐藤天彦名人を破り勝ベスト8進出

第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで、佐藤天彦名人VS永瀬拓矢七段の対局が5月15日に行われ、永瀬七段が69手で佐藤名人を破り、ベスト8に勝ち進みました。

次戦は、青嶋未来五段と対局します。

永瀬七段は王座戦第59期から参加。第62期・第63期で挑戦者決定トーナメント入りしています。

【挑戦者決定トーナメント】菅井竜也王位が行方尚史八段を破りベスト8進出

第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで、菅井竜也王位VS行方尚史八段の対局が5月17日に行われ、菅井王位が88手で行方八段を破り、ベスト8進出となりました。

次戦は、渡辺明棋王と対局します。

菅井王位の昨年度成績は31勝17敗。対局数ランキング、勝数ランキング、勝率ランキング、連勝ランキングでトップ20入りしています。

【挑戦者決定トーナメント】斎藤慎太郎七段が高見泰地六段を破り勝ち進む

第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで、斎藤慎太郎七段VS高見泰地六段の対局が5月17日に行われ、斎藤七段が111手で高見六段を破り、ベスト8進出となりました。

斎藤七段の昨年度成績33勝20敗。対局数ランキング8位、勝数ランキング9位、連勝ランキング同率10位にランクインしています。

次戦は、久保利明王将VS藤井猛九段 戦の勝者と対局します。

第66期王座戦挑戦者決定トーナメント対戦表

第8期加古川青流戦

【開幕局】池永天志四段が里見香奈女流五冠を破り勝ち進む

第8期加古川青流戦の開幕局、池永天志四段VS里見香奈女流五冠の対局が5月14日に行われ、池永四段が122手で里見女流五冠を破り、勝ち進みました。

池永四段にとっては、プロデビュー後の初対局で初勝利となりました。

第11期マイナビ女子オープン

【五番勝負第3局】西山朋佳奨励会三段が加藤桃子女王を破り2勝1敗、タイトル獲得に王手

加藤桃子女王に西山朋佳奨励会三段が挑戦する第11期マイナビ女子オープン五番勝負の第3局が5月16日(水)に福島県郡山市「ホテル華の湯」で行われ、西山奨励会三段が加藤女王を119手で破り2勝目をあげました。

西山奨励会三段はこれで2勝1敗。このまま勢いに乗り初タイトル獲得となるのか、加藤女王が巻き返すのか、目が離せません。

第4局は5月24日(木)に東京・将棋会館で行われます。