マークルック(タイ)

マークルック(タイ)

盤は8×8マス。駒は各々6種16個。

チェスに近縁のゲームの中では駒の動きが弱く、世界の将棋の原型を かなり留めていると推定される。

歩(ビア)を三段目に配置するのが特徴で、又成りも敵陣三段目で あることから日本将棋との関連が研究されている。

駒の名称 個数 駒の動き方、特徴
クン
(王・手前左から4つ目)
1個 隣接するマス目に1つ動かせる。将棋の王将と同じ動き。
メット
(種・手前右から4つ目)
1個 斜めに1マス動かせる。
コーン
(根・手前両端から3つ目)
2個 前と斜めに1マス動かせる。将棋の銀と同じ動きである。
マー
(馬・手前両端から2つ目)
2個 縦横に1マス進んで進行方向の斜めに1升進んだところにいける。
間に駒があっても飛び越せる。 将棋の八方桂・チェスのナイトと同じ動きである。
ルア
(船・手前両端)
2個 縦横に何マスでも動かせる。ただし駒を飛び越すことはできない。
将棋の飛車と同じ動きである。
ビア
(貝・奥1列)
8個 前に1マス動ける。ただし駒を取る時は斜め前に1マス動く。
チェスのポーンと同じ。奥の3段以内に入るとビアガーイに成れる。
ビアガーイ(ビアの成り駒) 斜めに1マス動かせる。メットと同じ