将棋連盟について

会長挨拶

日本将棋連盟会長
佐藤康光

皆様こんにちは。日本将棋連盟会長を務めさせていただいております佐藤康光でございます。日頃より日本将棋連盟公式webサイトをご覧いただきありがとうございます。6月8日に第69回通常総会が開催されました。

この1年、将棋界では藤井聡太七段の30年ぶりの記録更新となる29連勝・朝日杯将棋オープン戦の史上最年少優勝、また羽生善治永世竜王獲得による永世七冠達成、将棋界初となる国民栄誉賞受賞。A級順位戦の6者プレーオフなど歴史的な記録、出来事が次々と誕生しました。歴史に残る年度でありました。

変わらず将棋界にご支援を賜っております新聞社、企業、自治体をはじめとする関係各位の皆様のご尽力で各タイトル戦、棋戦、女流棋戦の開催があり、その中で叡王戦が34年ぶりにタイトル戦に昇格し八大タイトルに、竜王戦で野村ホールディングス株式会社、棋聖戦でヒューリック株式会社から新たに特別協賛を賜ったのをはじめ、多くの協賛をいただくことがありました。将棋界を支えていただいている皆様に感謝申し上げます。

また、昨年引退されました加藤一二三九段の人気など将棋界に対する注目が高まり、メディアへの露出が増えるなど将棋界の認知度が高まりました。「将棋日本シリーズテーブルマークこども大会」の参加者総数が1万2千名を超えたのをはじめとする子ども大会の大幅な参加者の増加など、将棋を始められる方も増えました。3年毎の開催の「国際将棋フォーラム」は北九州市で開催され、国際将棋トーナメントでは史上最多となる42か国の方々が参加されました。これも関係各位の皆様とともに、地道に長年普及活動にご尽力いただいている日本全国、世界各国におられる将棋愛好家の方々の活動が昨年から将棋界によりご注目を頂く中、一気に花開いたのだと思っております。感謝申し上げます。

様々な面で活況を呈しておりますが、より将棋界を一回り大きくできるよう努力できればと思っております。より積極的に外部に働きかけ、様々な面での拡大、大会・教室等普及活動に対する対応、歴史・格式のある免状の認知。2020年東京五輪・パラリンピックの開催も東京・将棋会館の至近距離にあります新国立競技場の建築が急ピッチで進んでいるのを見ますともう間近で、それに伴うアピールの方策も必要です。合わせて東西将棋会館の老朽化による近い将来への対策として「会館建設準備委員会」を立ち上げました。

将棋界に関わっていただいております皆様のこの1年のご尽力に感謝申し上げるとともに、今後ともご厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。将棋界の普及発展・技術向上・伝統文化の継承に一同全力で邁進してまいります。簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。

平成30年6月

佐藤康光