将棋連盟について

会長挨拶

日本将棋連盟会長
佐藤康光

皆様こんにちは。佐藤康光でございます。日頃より日本将棋連盟公式webサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。6月29日に第71回通常総会が開催されました。

本年は本来ならば東京五輪・パラリンピックが開催され、日本が一段と世界から注目を集める年となる筈でしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延、また日本での感染拡大もあり、大会が延期となり、在宅が中心となる生活環境の変化などがありました。将棋界もそのあおりを受け、3月より道場・教室・大会やイベントなどの中止や延期、4月の緊急事態宣言発出後はタイトル戦や長距離移動の対局、一部棋戦の延期などを余儀なくされました。

その間、弊社団も一丸となって対策を行い感染防止に努め、何とか日々過ごしてまいりました。罹患された感染者の皆様には一日も早いご快復を祈念いたします。現在も予断を許さない状況ですが、引き続き感染防止に留意してまいります。また先般の九州豪雨をはじめとする自然災害で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念いたします。 そんな中、6月から藤井聡太七段の活躍もあり、愛好家をはじめ注目を集めております。将棋界として今後もご注目いただき、やや閉塞感のある現在の世の中に活力を与えられればと思っております。

将棋界にご支援を賜っております新聞社、企業、自治体をはじめとする関係各位の皆様のご尽力で各タイトル戦、棋戦、女流棋戦の開催があり、他も多くの協賛をいただくことがありました。将棋界を長年、また新たに支えていただいている皆様に感謝申し上げます。
また新たな試みとして4月より準公式戦「第3回AbemaTVトーナメント」が始まり、棋士の初の団体戦ということで反響をいただいております。

日頃より将棋ファン並びに関係各位の皆様とともに、地道に長年普及活動にご尽力いただいている日本全国、世界各国におられる将棋愛好家の方々に感謝申し上げます。コロナ禍の中、現在活動の制限もある中でオンラインを活用した部分は進んでおります。弊社団公式のオンライン対戦サイト「将棋倶楽部24」の活用をはじめ、時代に合わせた新たな形も模索していきたいと思います。 AIなど進化する中でも、なおミステリアスな難解さを保ちながら新たな一面を見せ、生き続けている将棋に対し 「盤上に感謝と最高のコミュニケーションを」をキャッチコピーとして、この事実に深く感謝し、プロとして最高の技を見せ盤上で語り、また愛好家の皆様には、人と人とをつなぐコミュニケーションツールとして楽しんでいただければと考えております。

将棋界に関わっていただいております皆様のこの1年のご尽力に感謝申し上げるとともに、今後ともご厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。将棋界の普及発展・技術向上・伝統文化の継承に一同全力で邁進してまいります。簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。

令和二年7月

佐藤康光