今の時代は1台のカメラでデジタルで撮ったデータをキーボードでポンと叩けばどちらにも簡単にカラーモノクロ好きなように振り分けられちゃう。
徹夜して一枚一枚写真を手焼きした美しいイルフォードの印画紙を渡さなくても、
「はいこれ写真データね。」と編集者にメールで送ると仕事が終わります。まあその分原稿料は何分の一かになっている時代なんです。
先日、銀座は鳩居堂に行き便箋を買って来ました。この便箋が15枚で2,600円。故・原田康夫先生の教えで僕は墨を摺って手紙は書くようにして居る今ですが、あの頃、故・原田康夫先生との酒席で
「棋士で書の上手な方は何方でしょうか・・・。」と聞いた事が有ります。
「好みも有るでしょうが、佐藤康光さん・・・とても良いんじゃあないでしょうか・・。」
そうか、好みか・・・またライカのレンズで撮るかなぁ~と最近思って居ます。