「第30回大山康晴賞」受賞者のお知らせ

更新:2023年07月28日 15:55

  このたび、日本将棋連盟は、将棋の普及や文化振興のため永年にわたり多大な貢献をされた方を賞賛する「大山康晴賞」の選考会を行い、個人分野1名、団体分野1団体へ「第30回大山康晴賞」を贈ることに決定いたしました。
 受賞者は下記の通りです。

個人分野(1名)
フランク・レーヴェカンプ 様
団体分野(1団体)
御蔵島村 様

第30回大山康晴賞 受賞者

個人分野
フランク・レーヴェカンプ 様(60歳)ドイツ・ハイデルベルク市在住  
功績
ヨーロッパ将棋協会連盟・会長。
ヨーロッパ将棋界において中心的な役割を果たし、ヨーロッパ選手権・ワールドオープン将棋選手権(ESC/WOSC)の運営をはじめ、永年にわたりヨーロッパでの将棋普及に尽力。また3年に1度開催される国際将棋フォーラムでは公式通訳を務め、ヨーロッパのみならず世界各国の将棋関係者と将棋連盟との橋渡し役を務めるなど海外の将棋普及に多大な貢献をされている。
団体分野
御蔵島村 様
功績
東京から南へ約200キロの位置にある御蔵島村は、高級将棋駒の材料として使われる黄楊(ツゲ)の産地である。特に御蔵島産は「島黄楊」と呼ばれ、多くのタイトル戦や公式戦で使用されている。平成15年に「ツゲ駒感謝の日」を制定、5月第2土曜日の「ツゲ駒感謝の日」には御蔵島村で棋士による指導対局やイベントを開催、将棋の普及に尽力されている。

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