いよいよ準決勝! 第一局は同期対決
更新:2022年10月14日 13:00
いよいよ準決勝! 第一局は同期対決
永瀬拓矢王座 対 斎藤慎太郎八段
― 10月15日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館/大阪府大阪市)―
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下JT杯)は、準決勝第一局。二回戦で糸谷哲郎八段を破った永瀬拓矢王座と渡辺明名人を破った斎藤慎太郎八段の戦い。事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。対局の模様は15時35分からABEMAで生中継される。
準決勝第一局生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/B6tw6nNVAKeHD1
■対局の見どころ
両者の対戦成績は、永瀬王座の6勝3敗。戦型は、出だしが矢倉模様の将棋が4局と最も多く、次いで角換わり腰掛け銀、角換わり早繰り銀、相掛かりが各2局となっている。 (千日手局一局を含む)過去の戦型から相居飛車はほぼ確実と思われるが、その中でどの戦型になるのかは全く予想ができない。いずれにしても斎藤八段が先攻を目指し、永瀬王座がそれをカウンターで迎え撃つという展開になるのではないかと推測される。両者は2020年第41回「JT杯」で対局があり、その際は永瀬王座が勝っている。斎藤八段は、二回戦で今年の名人戦で苦杯を喫した渡辺明名人に勝利し勢いに乗る。永瀬王座が再び壁になるのか、斎藤八段がリベンジするのか、お互い初優勝を目指す上で負けられない一戦。学年は一つ違うが奨励会同期の二人、東西で切磋琢磨してきた実力者による準決勝第一局は大激戦必至である。
■注目の対局を盛り上げるのはこの3人
大盤解説は、その華麗な駒捌きから「捌きのアーティスト」と呼ばれている久保利明九段。 「JT杯」は、過去2回優勝を果たしている。永瀬王座とは一昨年の王座戦でタイトルを争い、斎藤八段とは同じ関西所属で親交も深い。両者の戦術をよく知る「捌きのアーティスト」が東西同期対決をどう捌くか注目だ。
左から解説/久保利明九段 聞き手/石本さくら女流二段 読み上げ/中澤沙耶女流二段
■「JTプロ公式戦」トーナメント表
※タイトル・段位は2022年10月14日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。
※藤井竜王は竜王・王位・叡王・王将・棋聖、渡辺名人は名人・棋王のタイトル保持者です。
■ABEMAでの生中継スケジュール
準決勝第一局 | 準決勝第二局 | 決勝戦 | |
---|---|---|---|
対局棋士 | 永瀬拓矢王座 VS 斎藤慎太郎八段 |
藤井聡太竜王 VS 稲葉陽八段 |
準決勝第一局勝者 VS 準決勝第二局勝者 |
放送日 | 10月15日(土) | 11月6日(日) | 11月20日(日) |
放送時間 | 15時35分~終局まで | 16時00分~終局まで |
※放送開始時間はイベント運営の都合により変更となる場合があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/
■大会協賛趣旨(JTグループ)
「将棋日本シリーズ」は、今年で43回目の「JTプロ公式戦」と、21回目の「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。「ひとのときを、想う。JT」は、日本の伝統文化である将棋を通じて、一人ひとりに新しい体験をお届けし、将棋を愛するすべての人の心が豊かになるようにとの思いから、大会を応援しています。
■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク
■大会公式ホームページ
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html