静岡で3年ぶりの公開対局!

更新:2022年07月29日 13:00

静岡で3年ぶりの公開対局!
羽生善治九段 対 菅井竜也八段
― 7月30日(土) ツインメッセ静岡(静岡県静岡市) ―

本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下JT杯)一回戦第四局は、静岡で3年ぶりに公開対局として開催。33年連続出場の羽生善治九段と2年ぶり出場の菅井竜也八段の戦い。会場はツインメッセ静岡。事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。対局の模様は15時10分からABEMAでも生中継される。

一回戦第四局生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/8ggDUVJMM5PknK

jt0730_01.jpg

■対局の見どころ
両者の対戦は、13戦して菅井八段の8勝5敗。過去の対戦では、中飛車が一番多く6局、次いで三間飛車4局、他は四間飛車1局、相振り飛車1局、なぜか角換わり腰掛け銀が1局ある。もちろん飛車を振っているのはすべて菅井八段。先手後手は当日行われる振り駒に委ねられるが、菅井八段が先手なら最近の傾向から見てゴキゲン中飛車になる公算が高い。問題は後手番で、どういう振り飛車になるのか予想は難しい。羽生九段がそれにどういう対応を見せるのか、序盤から目が離せない。羽生九段に10局以上対戦して勝ち越しているのは、豊島将之JT杯覇者、佐藤天彦九段、永瀬拓矢王座と菅井八段の4名のみ。いかに難事であるかがわかるだろう。菅井八段がその相性の良さを生かすことができるか。今年度に入り8勝1敗(7月27日現在)と本来の強さが戻ってきている羽生九段か。「JT杯」の舞台では初めての対戦となるこのカードに注目である。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

jt0730_02.jpg

大盤解説は、ご存じ初代竜王の島朗九段。羽生九段、佐藤康光九段、森内俊之九段の永世称号資格保持者3名をメンバーにした伝説の「島研」を立ち上げた本人である。奨励会の頃から羽生九段らを見てきただけに、いろいろなエピソードトークを披露してもらいたい。

左から解説/島 朗 九段 聞き手/室谷由紀 女流三段 読み上げ/伊藤明日香 女流初段

■「JTプロ公式戦」トーナメント表

jt0730_03.jpg
※タイトル・段位は2022年7月29日現在のものです。シリーズ途中に他棋戦の結果により変更となる場合がございます。 ※藤井竜王は竜王・王位・叡王・王将・棋聖、渡辺名人は名人・棋王のタイトル保持者です。

■ABEMAでの生中継スケジュール

1回戦
第四局
2回戦
第一局
2回戦
第二局
2回戦
第三局
対局
棋士
羽生九段VS菅井八段 永瀬王座VS糸谷八段 渡辺名人VS斎藤八段 豊島JT杯覇者VS稲葉八段
放送日 7月30日(土) 8月7日(日) 9月10日(土) 9月17日(土)
放送
時間
15時10分~終局まで

※放送開始時間はイベント運営の都合により変更(15時10分以降)となる場合があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

■大会協賛趣旨(JTグループ)

「将棋日本シリーズ」は、今年で43回目の「JTプロ公式戦」と、21回目の「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。「ひとのときを、想う。JT」は、日本の伝統文化である将棋を通じて、一人ひとりに新しい体験をお届けし、将棋を愛するすべての人の心が豊かになるようにとの思いから、大会を応援しています。

■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク

■大会公式ホームページ
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

この記事の関連ワード

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連ニュース

一覧へ