藤井聡太六段、将棋大賞記録4部門独占のお知らせ
更新:2018年03月13日 17:58
藤井聡太六段が、2018年の第45回将棋大賞の記録4部門(勝率一位賞、最多勝利賞、最多対局賞、連勝賞)を独占することが決まりました。
昭和42年度(1967年)からの記録上、4部門の独占は内藤國雄、羽生善治に次ぐ3人目となります。
◆藤井聡太六段のコメント
一局一局の積み重ねがこのような結果として表れたことを嬉しく思います。
これからもより良い将棋を指すべく精進していきたいです。
◆佐藤康光会長のコメント
この度の記録四部門全制覇、羽生竜王以来17年ぶりの偉業、誠におめでとうございます。対局の内容も申し分なく、1年間戦い抜いた結果として、今後の大きな自信につながるのではないでしょうか。さらなる飛躍を期待いたします。
◆羽生善治竜王のコメント
四部門1位は1年間安定をした活躍を維持しないと到達が出来ない記録です。 デビューから29連勝の前人未到の大記録が今回の大きな原動力になった印象です。今後もどのような記録が生まれるか楽しみです。
◆過去の4部門独占達成者(1967年以降)
・2001年第28回、羽生善治(達成年度は2000)
・1993年第20回、羽生善治(達成年度は1992)
・1990年第17回、羽生善治(達成年度は1989)
・1989年第16回、羽生善治(達成年度は1988)
・内藤國雄(達成年度は将棋大賞制定前の1969年)