第3回将棋文化検定試験の あらましと出題傾向

更新:2015年07月13日 14:45

 第3回将棋文化検定試験(日本将棋連盟主催)を10月4日(日)に行います。将棋の棋力は関係ありません。将棋文化の知識を幅広く問う問題が出ます。
 この検定試験は、免状を取得するための棋力認定とは全く異なり、将棋の歴史、礼儀作法、最新知識など、歴史というタテ軸と、現在の将棋界情報というヨコ軸とを合わせた全般的な知識を問うものです。次の一手や詰将棋の問題は、一切出ません。
 第3回は第2回と同じく、Aコース(1、2級)、Bコース(3、4級)、Cコース(5、6級)、Dコース(7、8、9級)の4コースに分けて行われます。
 例えば、Aコースの検定試験問題でかなり高得点を挙げた場合は1級、高得点の場合は2級、それより低い得点の場合は不合格になります。
 原則的に各コースの試験は三択問題です。
 ただし、Aコースは記述式問題や四択問題も出題されます。
 Dコースの場合は、小学生のお子さんにもぜひ受検してほしいので、漢字にはルビを振ります。
 次の12分野から各コースとも60問出題します。こうした項目に分けた理由は、内容が偏らないようにするためです。

◎12分野
(1)タイトル戦の記録・エピソード
(2)将棋の歴史
(3)将棋盤、駒、用具などの話
(4)対局規定、昇級規定、マナー
(5)将棋用語、格言、戦法
(6)プロ棋界の記録
(7)棋士のエピソード
(8)将棋の雑学
(9)将棋文化の話題
(10)竜王戦関連
(11)女流棋士関連
(12)詰将棋、アマチュア関連

次の模擬試験問題も、12分野から出題しています。この中からも本試験の問題が出題されることになっています。解けなかった問題は、解答・解説をよく読んで復習してください。

☆模擬試験問題 日本将棋連盟将棋文化検定委員会c

Aコース(1、2級)

Bコース(3、4級)

Cコース(5、6級)

Dコース(7~9級)

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