第37期棋王就位式の模様
更新:2012年05月18日 13:41
2012年5月17日(木)、東京都港区「第一ホテル東京」にて郷田真隆棋王の「第37期棋王就位式」が執り行われました。
関係者約150名が出席した式は、主催の共同通信社 古賀尚文代表取締役社長、日本将棋連盟 米長邦雄会長、契約新聞社を代表して新潟日報社 関本道章東京支社長より挨拶があり、就位状が米長会長から、賞杯・賞金が古賀代表取締役社長から授与されました。
挨拶
共同通信社 古賀代表取締役社長
日本将棋連盟 米長会長
新潟日報社 関本東京支社長
就位状授与
賞杯授与
賞金授与
祝辞を来賓の武谷敬之医学博士よりいただき、花束贈呈、郷田棋王から皆様への謝辞へとすすみました。
祝辞
武谷敬之 医学博士
「郷田棋王の魅力は、剛直流の鋭い攻めとともに、時折見せる意外性にあると感じている。先崎八段の書籍(今宵、あの頃のバーで)に、"将棋は情念のゲーム"という郷田棋王の言葉が紹介されていた。以前にも郷田棋王は、将棋は技術のみならず精神面が重要と話されたが、今後も健康と精神的な精進によって、より高みを目指してほしい。」
花束贈呈
謝辞
郷田棋王
「全国各地で対局させていただいたが、本棋戦を応援して下さった地元の方々の温かさで、とても印象に残るシリーズとなった。シリーズを通して、心身ともに充実した気持ちで臨むことができた。今回の棋王獲得を一つの励みとして、棋王位の防衛、新たなタイトルの獲得を目指したい。」
その後、祝賀パーティーが日本将棋連盟谷川浩司専務理事の乾杯の発声で始まり、盛会のうちに終了いたしました。
谷川専務