第61期王位戦挑戦者決定リーグが開幕
更新:2020年02月12日 11:30
木村一基王位への挑戦権をかけた、第61期王位戦挑戦者決定リーグが開幕します。
開幕局は2月14日(金)、稲葉陽八段VS阿部健治郎七段戦が関西将棋会館で行われます。
木村王位は、第60期王位戦で豊島将之王位(※当時)に挑戦、フルセットの末、タイトル挑戦7度目にして初戴冠となりました。46歳3カ月での初タイトルとして、最年長記録を更新しました。
第61期王位戦挑戦者決定リーグは、下記12名によって「紅組」「白組」に分かれて行われます。
*挑戦者決定リーグ表はこちら
◆シード(4名):
豊島将之竜王・名人、羽生善治九段、永瀬拓矢二冠、菅井竜也八段
◆予選勝ち抜き(8名):
鈴木大介九段、稲葉陽八段、佐藤秀司七段、阿部健治郎七段、藤井聡太七段、上村亘五段、佐々木大地五段、本田奎五段
挑戦者決定リーグ【紅組】
豊島竜王・名人は復位を目指しての戦いとなります。
永瀬二冠は、前期第60期で白組プレーオフに進出しましたが、羽生九段に敗れてリーグ2位となりました。
佐々木五段は、前期の王位リーグの成績は3勝2敗と健闘、今期の予選決勝で渡辺明三冠を破り、3年連続でリーグ入りを果たしました。
本田五段は、第45期棋王戦の挑戦者となっており、今期勢いのある若手棋士として注目が集まります。
挑戦者決定リーグ【白組】
羽生九段は、前期60期で白組1位となり、紅組1位だった木村九段(※当時)との挑戦者決定戦に敗れました。
菅井八段は、前期第60期で紅組プレーオフで木村九段(※当時)に敗れてリーグ2位となりました。
藤井七段は、第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ入りしましたが、最終戦で広瀬章人八段に敗れ、惜しくも挑戦を逃しましたが、初のタイトル挑戦が期待されます。
木村王位への挑戦権をかけた熱戦がはじまります。