がんばろう岩手 第37回 将棋の日ｉｎ盛岡【開催報告】

このたび盛岡市で開催されました「第37回将棋の日」には大勢の方にご参加いただき、大変喜んでいただくことが出来ました。これも谷藤裕明盛岡市長を始め市をあげての歓迎のおかげと感謝いたしております。また、ご協力をいただきました細川正士岩手県支部連合会会長始め各地域の指導者の皆様にも心より感謝申し上げます。　会長　米長邦雄

＊12月4日（日）15：00～16：59　ＮＨＫ「Ｅテレ」にて放送予定
＊12月4日（日）11：45～12：15　ＮＨＫＥテレ「囲碁・将棋フォーカス」内にて「将棋の日in盛岡～放送直前スペシャル～（仮）」を放映予定
毎年、全国で会場を変えて行っております「将棋の日」のイベントが今年も平成23年11月12日（土）・13日（日）に「がんばろう岩手 第37回 将棋の日ｉｎ盛岡」と題し、岩手県盛岡市で開催されました。

11月12日（土）

プロ棋士との交流レセプション

12日（土）は出演棋士が岩手県内5ヵ所（久慈・釜石・大船渡・北上・一関）へ赴き、指導対局などの将棋教室を通じて地元の方やファンの方々との交流を図りました(岩手日報社の記事はこちら)。その後「ホテルメトロポリタン盛岡ＮＥＷ ＷＩＮＧ」にてプロ棋士との交流レセプションが開かれ、多くのファンと交流を深めました。
　
写真左：細川正士 岩手県支部連合会会長による開会のご挨拶
写真右：出演棋士

　
写真左：森内俊之名人と上田初美女王（左端）
この日、将棋教室のため久慈市を訪れていた森内名人と上田女王は久慈市からの帰り道、交通のトラブルに合いながらも何とかレセプションに間に合い、一安心でした。
写真右：谷藤裕明盛岡市長へ四段免状を贈呈

写真左：達増拓也岩手県知事によるご祝辞
写真右：第47回全国高等学校将棋選手権大会（団体の部）で優勝した岩手高校将棋部
岩手高校将棋部の皆様には「将棋の日」の運営にボランティアとしてご協力いただきました。

写真左：レセプション会場での交流の様子
レセプションには多くの子どもたちも参加し、棋士たちとの交流を楽しみました。（写真は森内名人）
写真右：詰将棋コーナー
お楽しみとして詰将棋コーナーが設けられました。島朗九段と飯野健二七段の進行のもと、指名された棋士がその場で詰将棋の問題を作成しました。正解者には棋士のサイン色紙が賞品として渡されました。

11月13日（日）

13日（日）は「盛岡市民文化ホール」にて早指し勝ち抜き戦やプロ棋士による指導対局、サイン会、ＮＨＫの収録イベントが開催されました。

【指導対局の模様】

今回は15名の棋士が指導対局を行いました。指導対局席の周囲には人だかりができ、間近で見るプロ棋士の将棋にくぎ付けになっていました。
　
写真左：渡辺明竜王
写真右：森内俊之名人

写真左：久保利明二冠
写真右：上田初美女王

【サイン会の模様】

7名の棋士によるサイン会も行われました。指導対局同様こちらも人だかりができ、目の前で揮毫する棋士の姿を写真に収める人で溢れていました。
　
写真左：谷川浩司九段
写真右：（手前より）矢内理絵子女流四段、森内俊之名人、上田初美女王

　
写真左：（手前より）久保利明二冠、渡辺明竜王
写真右：佐藤康光九段

【ＮＨＫ収録イベント】

　
写真左：出演棋士が舞台上に勢ぞろい
写真右：盛岡さんさ踊りが舞台を盛り上げた。

写真左：第一部の「盛岡わんこそばリレー対局」で意気込みを語る選手たち
プロとアマチュアの混合チームによるわんこそばのリレーと将棋のリレー対局が行われました。
写真右：わんこそば対決
アンカーの佐藤九段（右）と行方八段（左）。勝負の行方は？

写真左：対局風景
岩手の高校生小野内くん（左）と小山くん（右）の組合せで対局開始。解説は久保二冠、聞き手は山田女流三段、特別立会人を島九段、記録・読み上げを矢内女流四段が務めました。
写真右：恒例の第二部は「次の一手名人戦」　森内俊之名人vs渡辺明竜王
右端はアシスタントを務める鈴木女流初段

写真：対局風景(2)
解説は谷川九段、聞き手は矢内女流四段、立会人は中川八段、読み上げは山田女流三段、記録は中村真女流二段が務めました。

　
写真：佐藤九段をはじめとする次の一手予想解答者の意見を参考に対局者の次の一手を予想し「次の一手名人」の座を狙います。

　
写真：竜王と名人の対局を間近で見られるのも将棋の日ならでは。

これらの模様は平成23年12月4日（日）ＮＨＫ「Ｅテレ」にて15：00～16：59に放送予定です。是非ご覧ください。

写真：義援金目録を「将棋の日」ｉｎ盛岡 実行委員会の千葉仁一様へ手渡す佐藤九段（棋士会会長）
この度の「将棋の日」の指導対局、サイン会等のイベントを通じて集めた義援金は「岩手芸術文化振興エイド」へ全額寄付させていただきました。

主催

「将棋の日」in 盛岡 実行委員会

共催

公益社団法人日本将棋連盟、盛岡市、盛岡市教育委員会、財団法人盛岡市文化振興事業団、岩手県高等学校文化連盟、岩手日報社

後援

文化庁、岩手県、岩手県教育委員会、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、盛岡タイムス社、ＩＢＣ岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、岩手ケーブルテレビジョン

協力

ＮＨＫ

主管

日本将棋連盟岩手県支部連合会

協賛

ＪＡ岩手県五連　財団法人盛岡地域地場産業振興センター 井筒まい泉株式会社