「JTプロ公式戦」今の将棋界を代表するビッグカードが決勝戦で実現!

更新:2025年11月21日 13:05

今の将棋界を代表するビッグカードが決勝戦で実現!
藤井聡太竜王・名人 対 永瀬拓矢九段
― 11月23日(日・祝) 東京ビッグサイト東展示棟4・5ホール(東京都江東区) ―

本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)決勝戦(関東大会)は、優勝2回の藤井聡太竜王・名人と初優勝を目指す永瀬拓矢九段の対局。会場は東京都江東区の東京ビッグサイト。事前申込にて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局で行われる。また、その模様は16時25分からABEMAでも生中継される。              

決勝戦生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DZUy8oquuFm2WB 藤井聡太竜王・名人 対 永瀬拓矢九段

■対局の見どころ
両者の対戦成績は藤井竜王・名人の30勝、永瀬九段の11勝。「JT杯」では2回対戦があり、いずれも藤井竜王・名人が制した。戦型の内訳は角換わり25局、相掛かり5局、矢倉3局、雁木3局、横歩取り2局、力戦居飛車1局、三間飛車1局、四間飛車1局。過去の戦型から、双方の得意戦法が角換わりであることがわかる。両者の対戦は今年だけで王将戦、名人戦、王位戦各七番勝負で16局も指しており、現在の将棋界を代表するビッグカードの1つだ。藤井竜王・名人は10月末に王座を失冠し、10月のタイトル戦の成績は4勝1敗だったため不調というわけではないが、痛手を負ったことに違いはない。決勝戦の本局を巻き返しの一戦にしたいところだ。永瀬九段は今年の王将戦を経て「強くなった」と述べており、それを実証するように上位で戦いながら高勝率を挙げている。それだけに「JT杯」優勝という具体的な実績を出したいところだ。2人は2017年に非公式戦の対局をした縁から練習将棋を指すようになった間柄で知られる。2人とも相手について「自分を引き上げてくれた」とコメントしたことがあり、切磋琢磨し合ってトップ棋士に上がっていった。リスペクトする相手との公開対局での決勝戦は、なおのこと特別な舞台だ。どのような決着を見るか注目の決勝戦である。

■注目の対局を盛り上げる解説陣

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大盤解説は森内俊之九段。「JT杯」は優勝1回、準優勝2回の実績がある。名人を8期獲得して十八世名人の資格を保持するなど、タイトル獲得は12期。今年2月に通算1000勝を達成した。横浜市青葉区で「青葉将棋クラブ」を主宰して、普及活動にも力を入れている。昨年に続いて、2年連続で「JT杯」決勝戦の解説を務める。対局では事前準備をしっかり行うタイプの棋士であり、本局の解説も両対局者を入念に調べた解説が期待される。

(写真)左から 解説/森内俊之 九段 聞き手/香川愛生 女流四段 読み上げ/脇田菜々子 女流初段

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※タイトル・段位は2025年11月21日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール
開催日 大会 対戦カード ABEMA生中継
開始時間
11/23(日・祝) 関東大会 決勝 藤井竜王・名人 vs 永瀬拓矢九段 16時25分

※放送開始時間は変更になる可能性があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク

■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi

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