「JT杯」2018年以来、約6年ぶりの対局
更新:2024年07月19日 14:40
「JT杯」2018年以来、約6年ぶりの対局
丸山 忠久 九段 対 菅井 竜也 八段
― 明日7月20日(土)石川県産業展示館(石川県金沢市) ―
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」一回戦第三局(北陸・信越大会)は、3年ぶり22回目出場の丸山忠久九段と3年連続6回目出場の菅井竜也八段が対局。 石川県金沢市の石川県産業展示館で開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。 また、その模様は15時25分からABEMAでも生中継される。
一回戦第三局生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DgcPyJMhFn9u9H
■対局の見どころ
両者の対戦成績は、菅井八段の6勝1敗。2018年の「JT杯」以来、約6年ぶりの対戦となる。過去の戦型を見てみると、7局中1局は角換わり腰掛け銀の戦いになっているが、残り6局は菅井八段が飛車を振っている。今回も菅井八段が飛車を振る可能性が高い。しかし、その内容を見てみると、振り飛車6局中4局は丸山九段も飛車を振る相振り飛車であり、居飛車対振り飛車の対抗形はわずか2局しかない。丸山九段は相振り飛車で最初に菅井八段に勝利しており、その流れでこのような戦型選択になっているのではないか。居飛車党の丸山九段が過去7戦のうち4戦が相振り飛車というのが注目すべきポイントだ。今回も相振り飛車となるのか、それとも対抗形となるのか、序盤から目が離せない。丸山九段は「JT杯」で2回の優勝経験があり、菅井八段も持ち時間の短い早指し棋戦での優勝経験がある。持ち時間の短い戦いを得意とする者同士の一戦であり、中盤以降のねじり合いは見応え十分となるだろう。
■注目の対局を盛り上げるのはこの3人
(写真))左から 解説/藤井猛 九段 聞き手/村田智穂 女流二段 読み上げ/野原未蘭 女流初段
※タイトル・段位は2024年7月19日現在のものです。 ■ABEMAでの生中継スケジュール
開催日 | 大会 | 対戦カード | ABEMA生中継 開始時間 |
|
---|---|---|---|---|
7/20(土) | 北陸・信越大会 | 一回戦第三局 | 丸山九段 vs 菅井八段 | 15時25分~終局 | 7/27(土) | 静岡大会 | 一回戦第四局 | 羽生九段 vs 佐々木七段 | 15時35分~終局 |
8/3(土) | 福岡大会 | 二回戦第一局 | 永瀬九段 vs 稲葉八段 | |
8/31(土) | 中国大会 | 二回戦第二局 | 渡辺九段 vs 豊島九段 | 15時25分~終局 |
※放送開始時間は変更になる可能性があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/
■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi