新将棋会館の店舗名称が「棋の音(きのね)」に決まりました

更新:2024年04月01日 10:10

本年9月、創立100年を迎える公益社団法人日本将棋連盟(以下「将棋連盟」)は、周年事業として東⻄に新しい将棋会館を建設しております。
2024年9月に完成予定の将棋会館(渋谷区千駄ヶ谷)の1階部分には、将棋道場とショップに加え、カフェを併設した店舗「棋の音(きのね)」をオープンする運びとなりました。
現在の将棋会館で⻑きにわたりご愛顧いただいてまいりました道場・ショップの他、カフェの新設により、将棋をあまり知らない方にも、将棋ファンの方には今まで以上に、将棋の魅力に触れていただける店舗を目指します。
つきましては、店舗名称とともにロゴをお披露目いたします。
オープンに向けての準備を進めてまいりますので、引き続き今後の情報公開にご期待ください。
※詳細情報は9月に発表予定です

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<施設情報> (仮称)千駄ヶ谷センタービル建替計画 1階
住 所 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目18番(以下未定)
(仮称)千駄ヶ谷センタービル建替計画 1階部分内
アクセス JR 総武線 千駄ヶ谷駅 徒歩2分

< 店舗名称「棋の音」に込めた想い:前将棋連盟会⻑・佐藤康光九段>
将棋界の伝統と革新、次の 100 年に向け、新たな歴史を紡いでいく「将棋の聖地・総本山」の舞台となる将棋会館にできる、将棋道場・ショップ・カフェスペース「棋の音」。
将棋道場では、盤駒など道具は勿論のこと、内装も木を中心に誂え造り、将棋ファンのみなさんが対局する、心地よい駒の音「棋の音」が響く、明るい空間を目指します。
「棋の音」は、新将棋会館の一角に併設された施設。だからこそ、棋士・女流棋士の真剣勝負が行われている場所に近く、その勝負に向かう真剣勝負の熱量「氣」も伝わってくる場所だと思います。
ショップでは様々なグッズを展開するほか、対局室を模した畳の間も設置し、多彩なイベントを実施するなど、将棋界の"今"を発信していくつもりです。
多くの人に将棋文化を知ってほしい。将棋を楽しんでほしい。
この場所を未来につなげる将棋文化の「木の根」にしたい。そのような将棋に対する想いを忘れないために、「棋の音」と名付けました。
みなさまのご来場をお待ちしております。

< ロゴ制作にあたっての想い :アートディレクター 髙橋コージ>
将棋を指す駒の音が聞こえてくる。背筋が少し伸びていく。
木(駒)と木(盤)が奏でる心地よい音は、リラックスしながらも凛とした気持ちになる。
そのような特別な空間をイメージして、ロゴマークを制作しました。
将棋道場だけでなく、販売スペースやカフェも併設されている場所だからこそ、伝統や格式よりは、ややオープンでモダンな場所をイメージしました。
木と木が奏でる音の気持ちよさ。
スッと立ち上がっていく木の佇まい 。
上に行くに従って細くなっている特徴的な文字は、駒のサイド面ともイメージを重ねています。
駒の形のアイコンは音が抜けていく空間イメージで、あえて角を設置させずに仕上げました。

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<棋の音 イメージ>

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外観イメージ図

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内観イメージ図

<施設概要>
「棋の音」は、下記3つの構成で運営いたします。
■ 道場
将棋が指せる道場の他、大盤解説会や教室・イベントに多目的な活用をします。
■ ショップ
定番の将棋用品や棋士関連グッズに加え、「棋の音」限定商品を取り揃えます。
■ カフェ
メニュー等詳細情報は追って発表いたします。

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