「棋王戦」の仕組みや特長について

更新:2018年11月12日 10:00

棋王戦は、全棋士と女流名人、アマ名人で行う棋戦で、予選挑戦者決定トーナメントで構成されています。

挑戦者決定トーナメントは予選を勝ちあがった棋士とシード棋士で行われ、ベスト4以上は敗者復活戦があります。挑戦者決定トーナメントの優勝者と敗者復活戦の勝者で挑戦者決定戦を行い、五番勝負の挑戦者を決めます。

主催は共同通信社です。1974年に創設され、翌1975年にタイトル戦となりました。

棋王戦の仕組み

予選

順位戦B級2組以下の棋士と、女流名人、アマ名人により行うトーナメント戦です。8つのブロックに分かれて行い、各ブロックの優勝者が挑戦者決定トーナメントに進出します。

挑戦者決定トーナメント

予選通過者8名とシード棋士にて、挑戦者決定トーナメントを行います。ベスト4以上に進出すると敗者復活戦が行われます。

シード条件は「前期挑戦者決定トーナメントベスト4以上(前期棋王が敗れた場合を含む)」「タイトル保持者」「永世称号呼称者」「順位戦B級1組以上」です。前期ベスト4の棋士は3回戦からの登場です。

敗者復活戦

準決勝で敗退した棋士2名が対局し、その勝者が決勝の敗者と対局します。

挑戦者決定戦

挑戦者決定トーナメント優勝者と、敗者復活戦の勝者による変則二番勝負で行います。挑戦者決定トーナメント優勝者は1勝、敗者復活戦勝者は2連勝することで棋王への挑戦権を得ることができます。

五番勝負

1日制で行われ、持ち時間は4時間です。

予選・挑戦者決定トーナメント五番勝負
開催時期 1月~翌1月 2月~3月
持ち時間 4時間 4時間
対局開始時間 10:00 9:00
昼食休憩 12:00~12:40 12:00~13:00
夕食休憩 なし なし

永世称号と歴代タイトル保持者

棋王を連続で5期獲得することで、永世棋王の資格を得ます。現在の永世棋王の資格を持つのは羽生善治竜王(連続12期)と渡辺明棋王(連続6期)です。

直近10年のタイトル保持者
棋士名
第43期 2017年 渡辺明
第42期 2016年 渡辺明
第41期 2015年 渡辺明
第40期 2014年 渡辺明
第39期 2013年 渡辺明
第38期 2012年 渡辺明
第37期 2011年 郷田真隆
第36期 2010年 久保利明
第35期 2009年 久保利明
第34期 2008年 久保利明

この記事の関連ワード

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連トピックス

一覧へ