伊藤超短波 2021夏休みオンラインこども将棋フェスティバル開催レポート

今年も伊藤超短波株式会社様の特別協賛をいただき、7月22日(木・祝)、23日(金・祝)、27日(火)の3日間、「伊藤超短波　2021夏休みオンラインこども将棋フェスティバル」が開催されました。

【第2回伊藤超短波杯オンラインこども将棋大会】

「第2回伊藤超短波杯オンラインこども将棋大会」(主催：日本将棋連盟　特別協賛：伊藤超短波株式会社　協力：将棋倶楽部24・株式会社ユーザーローカル)は7月22日(木・祝)・23日(金・祝)の2日間にわたって開催されました。
国内外の小学生150名の応募者の中から抽選で選ばれた各クラス32名によるトーナメントが行われました。

Sクラスの決勝戦は、鳴瀬琳久君（なるせりく、徳島県・小学6年）対 上遠野裕一君（かとうのゆういち、東京都・小学5年）の対局となり、熱戦の末154手にて上遠野君の優勝となりました。

また、7月23日（金・祝）にはSクラスの決勝戦は高見泰地七段の解説・和田あき女流初段の聞き手でYouTubeにて大盤解説のライブ配信をいたしました。 大会の詳細は» こちらから «どうぞ

【高見泰地七段と和田あき女流初段に聞いてみよう！！】

第2回伊藤超短波杯オンラインこども将棋大会のSクラス決勝戦大盤解説に先立ち、「高見泰地七段と和田あき女流初段に聞いてみよう！！」を配信いたしました。
多くの皆様からお寄せいただいた質問の中から厳選し、高見七段・和田女流初段にお答えいただきました。 この動画は 日本将棋連盟YouTubeチャンネル にてご視聴いただけます。

【夏休み自由研究ワークショップ】

7月27日（火）、小学生を対象にした夏休み自由研究ワークショップを行いました。高野秀行六段とカロリーナ女流初段が講師となり、総勢約60名の子どもたちに参加していただきました。将棋のルーツや歴史を学んだり、今年は対局でも使われている部屋、盤や駒もご紹介しました。
昨年に引き続き今年もオンラインでの開催となりましたが、日本全国、海外からのご参加もあり、質問コーナーで「なんで桂馬は駒を飛び越すの？」「なんで駒は五角形なの？」とたくさんの質問していただくなど、全国各地のこどもたちに楽しんでいただきました。

【奨励会受験生特訓！オンライン将棋塾】

7月22日（木・祝）・23日（金・祝）、奨励会を受験する小中学生を対象とした、直前特訓指導対局会を開催しました。海外・全国各地から24名のお子様にご参加いただき、中川大輔八段、中座真七段、石田直裕五段、渡辺和史四段、奨励会員8名が、将棋倶楽部24を使って指導を行いました。マンツーマンでの丁寧な指導、奨励会試験を想定した香落ち対局、現役の奨励会員による質疑応答など、充実した二日間となりました。 ▲指導の様子（左から）中川大輔八段　中座真七段 ▲指導の様子（左から）石田直裕五段　渡辺和史四段