学校教育レポート

更新:2018年09月19日 10:40

9月12日 カロリーナ・ステチェンスカ女流1級が津田塾大学総合政策学科の曽根原昇教授のゼミにおける特別セミナー「カロリーナ・ステチェンスカ先生 国際初の女流棋士の活躍と課題」にて教壇に立ちました。津田塾大学は独自に「梅五輪パラリンピック・プロジェクト」を創設し、千駄ヶ谷のまちづくり企画をしており、幣社団とも連携協定を締結しております。
はじめに、曽根原教授より梅五輪プロジェクトの簡単な説明と、カロリーナ女流の紹介、大塚製薬株式会社作製の「すすめカロリーナ」の動画鑑賞からはじまりました。その後カロリーナ女流が教壇をかわり、自分の生い立ちからワルシャワでの将棋生活・仲間との出会いから初来日・リコー杯招待と女流棋士への決意・来日から大学入学、女流3級昇級・現在の普及活動に関してスライドを利用しながら英語でご説明いただきました。

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講義のあとは質疑応答の時間がとられ、日本語だけでなく英語でもたくさんの質問が飛び交いました。その中でも学生の方々が興味を持っていたのはカロリーナ女流が現在普及活動の一環として発行している「International Shogi Magazine」についてでした。三ヶ月に一度、オンライン上(http://www.shogi.pl/)で発行されるこの雑誌は誰でも無料で閲覧することができ、将棋に関係することであればどんな寄稿も受け付けている点に興味を持つ学生が多い印象でした。
将棋について詳しくない学生も多かったものの、普段とは一風変わった英語での授業は英語を学んでいる津田塾の学生にとって実り多いものとなったようでした。

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