第21期大山名人杯倉敷藤花戦3番勝負第2・3局レポート
更新:2013年11月27日 16:52
第21期大山名人杯倉敷藤花戦の第2局(里見倉敷藤花VS甲斐女流王位)が11月23日(土祝)
に岡山県倉敷市の「倉敷市芸文館」で行なわれ、挑戦者の甲斐女流王位が勝ち、対戦成績を
1勝1敗のタイとしました。本局の立会いは女流棋士会会長の矢内女流四段がつとめました。
矢内の立会いは全棋戦を通じて初。この対局は、午後1時からホールで、公開形式で行なわれ
ました。
また、大盤解説会は、解説有吉九段・聞き手井道女流初段で、午後1時半から「倉敷市芸文館」内のアイシアターで行なわれました。
ホール、アイシアターを合わせると約850人の来場者があり、熱戦を固唾を呑んで見守りました。
第3局は、翌日の11月24日(日)に同所で行なわれ、甲斐が勝ち、通算成績を2勝1敗とし、倉敷藤花のタイトルを奪取しました。
以下に前夜祭の様子も含め写真を掲載しましたので、ご覧ください。
前夜祭で歓迎の挨拶をする伊東香織 倉敷市長
松田英毅(財)倉敷文化振興財団 理事長
越宗孝昌 山陽新聞社社長
青野照市 日本将棋連盟専務理事
花束贈呈後の記念撮影
優勝カップに手を添え、健闘を誓う両対局者
倉敷市芸文館前の立看板
大山名人記念館玄関
大山名人記念館で展示されている大山十五名人と升田実力制第四代名人の揮毫桐蓋
第2局開始前の対局室の様子
初手を着手する里見倉敷藤花
中継室で検討する矢内女流四段と井道女流初段
公開対局が行なわれるホールで駒を並べる両対局者
解説会場控室で検討する有吉九段と青野九段。
第2局で勝利した直後の甲斐女流王位
ホールで局後の検討をする有吉九段と両対局者
第3局開始前に王将を据える里見倉敷藤花
第3局は改めて振り駒で先後を決める。振り駒は冨田誠也三段
解説会場で挨拶する谷川会長
解説会場で解説する有吉九段と聞き手の井道女流初段
中継室で検討する有森七段(中継棋譜解説担当)と見守る谷川会長、矢内女流四段
第3局終了直後の対局室の様子
解説会場での感想戦の様子
共同記者会見でインタビューに答える甲斐新倉敷藤花
同じく失冠した里見女王・女流名人。しっかりとした口調で答えた