「第66回全日本アマチュア将棋名人戦」全国大会【開催報告】
更新:2012年09月11日 08:59
今年で第66回目を迎える「全日本アマチュア将棋名人戦」が平成24年9月7日(金)~10日(月)に東京都品川区「ゆうぽうと」にて開催されました。
各地区予選を勝ち抜いた代表選手62名に加え、前回大会優勝者と支部名人を招待した合計64名が「アマ名人」の座を目指し熱戦を繰り広げました。
競技の模様、結果は下記をご覧ください。
【前夜祭】
7日(金)は前夜祭が催され、全国から集まった代表選手たちがそれぞれ交流を楽しんでいました。
◇主催者挨拶◇
写真左:田中寅彦日本将棋連盟常務理事
写真右:津江章二共同通信社囲碁・将棋チーム編集長
写真左:今大会最年長選手である鳥取県代表の加登脇秀樹さん(62歳)に乾杯の音頭を取っていただきました。
写真右:各選手に翌日の対局に向けての抱負を語っていただきました。(写真は前アマ名人の今泉健司さん)
写真:大野木紀良日本将棋連盟理事による中締めを期に、選手たちは翌日の対局に向けて会場を後にしました。
【大会1日目】
大会1日目は予選が行われました。(予選、決勝トーナメント共に持ち時間は各50分、切れたら一手30秒未満)
写真左:優勝杯返還の模様
前年度優勝・今泉健司さんより優勝杯の返還が行われました。
写真右:会場の模様
今大会最年少選手の2人
写真左:貫島永州くん(広島・中学2年)
写真右:中島灯希くん(岐阜・中学2年)
【大会2日目】
写真左:決勝トーナメントの対局には多くの観戦者が集まりました。
写真右:桐山隆さん(栃木)vs古作登さん(奈良) ※決勝トーナメント第3回戦
こちらの将棋は千日手のあと持将棋模様の大熱戦となりました。勝負を制したのは古作さん、見事に準決勝進出を果たしました。
【大会3日目】
写真左:準決勝(1) 古作登さん(奈良)vs井上輝彦さん(愛知)
結果は井上さんが勝利、古作さんは第三位
写真右:準決勝(2) 早咲誠和さん(支部名人)vs久保田貴洋さん(京都)
結果は早咲さんが勝利、久保田さんは第三位
写真左:早咲さんvs井上さんによる決勝戦
結果は早咲さんが勝利、史上最多4度目の「アマ名人」の称号を獲得しました。
写真右:感想戦の模様
終局後は、塚田泰明九段を交えて感想戦が行われました。
写真右:上位入賞者ら
写真左:優勝・準優勝者
上位2名には共同通信社よりメダルが授与されました。
- 主催:日本将棋連盟
- 後援:全国地方新聞社
- 協賛:共同通信社