将棋界初 海外在住・外国籍の将棋普及指導員誕生のお知らせ
更新:2025年04月25日 11:27
日本将棋連盟では、平成6年度より将棋普及指導員制度を発足させ、このたび制度発足以来初めて海外在住・外国籍の将棋普及指導員が誕生しました。
今回将棋普及指導員資格を取得したのは、シンガポールのLim Zhuo Loonさんです。
海外で受験し合格した外国人はLimさんが初めてで、制度発足以来初の快挙となりました。なお、今回の筆記試験・オンライン面接はすべて日本語で行いました。
さらに、将棋普及指導員試験にオンライン試験方式を導入した結果、今年度はLimさんのほか、アメリカやマレーシアに在住する3名の日本人受験者も合格を果たしました。
Limさんは母国語に加え、日本語・英語・中国語を話すことができるため、今後将棋の海外普及において大きな活躍が期待されます。
将棋の国際化と普及のさらなる進展を目指し、海外でも将棋普及指導員の資格取得者が増えていくよう、日本将棋連盟としても取り組んでまいります。
シンガポールで筆記試験に臨むLimさん
オンライン面接を受けるLimさん
オンライン面接を行う片上大輔常務理事