5月8日以降の新型コロナウイルス感染症対応について

更新:2023年04月25日 16:00

2023年4月25日
公益社団法人 日本将棋連盟

 日頃より将棋文化の普及・発展にご理解賜り、誠にありがとうございます。
 政府が5月8日以降、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いを2類から5類に変更することを受けて、当連盟では東京・将棋会館、関西将棋会館、名古屋将棋対局場で行われる公式戦対局、奨励会・研修会、会館道場・教室等での新型コロナウイルス感染症対応を以下のように変更します。

1.共通事項

(1)新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、発症日翌日から5日目までは来館をお控え下さい。
(2)6日目より来館を可能としますが、解熱し、症状の改善がみられることを条件とし、また発症後10日目まではマスクの着用を推奨します。
(3)濃厚接触者となった場合、来館は自主判断としますが、同居家族に感染者がいる場合はマスクの着用を推奨します。
(4)上記(2)、(3)の場合を除き、マスクの着用は任意とします。
(5)感染状況や政府の方針などにより、対応を変更する場合があります。

2.公式戦対局における対応

 2020年4月より実施している公式戦対局延期に関する特例措置
https://www.shogi.or.jp/news/2020/04/42_8.html)を終了し、当該期間以前に実施していた感染症罹患に伴う措置に戻します。
 具体的には、感染症に罹患した場合、診断書の提出とともに、原則として対局日2日前の17時30分までを連絡期限とし、棋戦進行上延期が可能な場合は延期の措置を行います。ただし、延期が困難な場合は不戦敗の判断を行うことがあります。
 また、タイトル戦においては、別途定めるタイトル戦の規定に準じた運用を行います。

3.その他の対応

(1)大会やイベントの運営について
「大会・イベント・教室・例会等の運営におけるガイドライン」は2023年5月8日付で撤廃とし、当連盟が主催する大会やイベント等においても、1.の考え方に基づいて実施してまいります。
 また、手洗い等の手指衛生、換気、人と人との距離の確保等の感染対策につきましては、基本的感染対策として引き続き有効ではあるという前提の上、実施については主催者各自の判断に委ねます。主催者は「高齢者等重症化リスクの高い方が多い」「換気の悪い場所」などの状況、環境を鑑みてご判断ください。
 また位置づけ変更後にオミクロン株とは大きく病原性が異なる変異株が出現するなど、科学的な前提が異なる状況になれば、政府の方針に従い、基本的対処方針に基づく要請を行う可能性があります。
(2)学校教育を目的とした児童・生徒対象の会館見学、支部特別会員の会員特典としての対局見学
見学を再開致します。見学をご希望の場合は(問い合わせフォームこちら)よりお問い合わせください。
※お問い合わせの際はご見学希望日を複数日(1か月後以降の平日のみ)と、見学希望場所が東京・将棋会館か関西将棋会館かをご教示ください。観戦する対局をお選びいただくことはできません。
※対局の見学時間は対局開始10時から5分~10分程度となります。 ※児童・生徒対象の会館見学は、学校行事等の教育を目的としていることが条件で、学校としてのご申請が必要となります。
(3)棋士派遣申請時の感染対策申告書の提出
感染対策申告書のご提出は不要となります。棋士派遣申請書No.1のみご提出をお願いします。
(4)懇親会への棋士・女流棋士のご招待について
派遣終了後の懇親会への棋士・女流棋士へのご招待は原則お控えいただいております。ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 当連盟は、今後も新型コロナウイルス感染症の最新情報に基づき、適切な対策を講じながら、来館者の皆様に安心して将棋を楽しんでいただける環境づくりに取り組んでまいります。
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