佐々木大地四段、フリークラスからC級2組へ昇級
更新:2017年02月17日 15:15
佐々木大地四段(21歳)が、2月17日(金)に行われた第67回NHK杯トーナメント予選に勝ちました。その結果、直近の対局が28局で20勝8敗(勝率0.714)となり、「フリークラスからC級2組への昇級規定」の"良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること"を満たし、フリークラスからC級2組に昇級いたしました。
フリークラスからC級2組に昇級したのは、伊奈祐介六段(2001.5.7昇級)・伊藤博文六段(2001.5.29昇級)・瀬川晶司五段(2009.5.15昇級)・渡辺正和五段(2011.1.19昇級)・伊藤真吾五段(2011.10.26昇級)・渡辺大夢五段(2015.7.8昇級)・島本亮五段(2015.8.26昇級)・今泉健司四段(2016.11.17昇級)に続いて9人目になります。
フリークラスは、名人への挑戦権を争うA級からC級2組までの「順位戦」に参加しない棋士が所属するクラスで、宣言によって転出した棋士や三段リーグで2度の次点を獲得して四段となった棋士などが所属します。
フリークラス棋士は(宣言による転出を除く)、フリークラスへの編入後10年以内、または満60歳の誕生日を迎えた年度が終了するまでにC級2組へ昇級できなければ引退となります。佐々木(大)四段も10年以内での昇級を目指しておりました。
なお、佐々木(大)四段の順位戦参加は、来年度の第76期順位戦C級2組からとなります。
佐々木大地四段のコメント
四段昇段のときの目標が達成できてほっとしています。早く順位戦で師匠(深浦康市九段)と対局ができるようにがんばります。