「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」の記者発表会開催

更新:2015年04月17日 14:45

 2015年度「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」の記者発表会が、4月16日(木)に東京・将棋会館「研修室」で行われ、日本将棋連盟会長の谷川浩司九段、2014年度JT杯覇者の渡辺明棋王、日本たばこ産業株式会社の宮崎秀樹・取締役副社長、テーブルマークホールディングス株式会社の日野三代春・代表取締役社長が出席しました。
 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」は、今年も『将棋で「ココロ」を育てたい。』をテーマに、今年で36回目を迎える歴史と伝統の"見て学ぶ"「JTプロ公式戦」、15回目を数え国内最大規模に発展した"指して学ぶ"「テーブルマークこども大会」、そして各大会に先立ち実施する"聞いて学ぶ"「テーブルマークプロ棋士訪問授業」を含めた3部構成で実施されます。
 日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化ならびに青少年の健全育成」に貢献したいとの思いから全国11地区にて実施されます。 今年度は、全国11地区横断企画として、「たすき」にこどもが「将来の夢」を書き込み、全地区で作成した七色の「たすき」で「レインボーロード」を完成させる『みんなの夢をつなぐ"ココロのたすき"プロジェクト』を実施し、決勝の行われる東京大会にて「完成セレモニー」を行う予定です。
 また、日本に住む外国のこどもたちに、日本の伝統文化である将棋を通じて、日本国への理解・好意を深めるきっかけとなることを目指して、『インターナショナルスクール 国際文化交流授業』を実施します。講師はカロリーナ・ステチェンスカさん(日本将棋連盟研修生)です。

2015JT記者発表会_集合写真
写真は左から順に、谷川浩司 日本将棋連盟会長,渡辺明 2014年度JT杯覇者,宮崎秀樹 日本たばこ産業株式会社 取締役副社長,日野三代春 テーブルマークホールディングス株式会社 代表取締役社長

谷川浩司・日本将棋連盟会長のコメント
「昨年は、渡辺棋王が初優勝してJT杯覇者となりました。渡辺JT杯覇者の連覇なるかという点が一つの大きな話題になるかと思います。もう一点は、糸谷竜王と豊島七段といった若手棋士が初出場を果たしたことです。実力・実績すべて揃ったメンバーになっておりますので、1回戦第1局から、どの対局も注目できる棋戦となり、私も今から楽しみにしているところです。」

渡辺明・2014年度JT杯覇者のコメント
「JTプロ公式戦が他棋戦と違うところは、「公開対局」「持ち時間が公式戦の中で一番短い」ことだと思います。この特徴が、スリリングな将棋をファンの皆様にお見せできる理由だと思います。
私は昨年9回目の出場で初めて優勝することができましたが、通算成績では負け越しているので、今年は連覇を目指しながら、勝ち越しができるように頑張りたいと思います。」

主催
公益社団法人日本将棋連盟、各地区新聞社
後援
文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、同青年会議所 等
協賛
日本たばこ産業株式会社、テーブルマークホールディングス株式会社
公式ホームページ
http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/index.html
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