第63期王将就位式の模様
更新:2014年05月19日 17:24
2014年5月16日(金)、東京都文京区「東京ドームホテル」にて渡辺 明王将の「第63期王将就位式」が執り行われました。将棋ファンの方々も参加され、約100名が来場した式は下記の通り行われました。
主催者挨拶
スポーツニッポン新聞社 森戸 幸生代表取締役社長
日本将棋連盟 谷川浩司会長
来賓挨拶
掛川信用金庫 八木孝信理事長
贈位状、賞金目録授与
王将盾授与
毎日新聞社 朝比奈豊代表取締役社長
記念品贈呈
サッカークラブチームマンチェスター・ユナイテッドのアウェー用ユニホーム(第63期王将)、サッカー日本代表ユニフォーム、となりのトトロのネコバスのぬいぐるみ
祝辞
新潮社 取締役 早川 清様
「渡辺王将、タイトル防衛おめでとうございます。
現在、渡辺王将には週刊新潮において「気になる一手」の連載をお願いしています。
週刊新潮は1956年に創刊してまもなく60年を迎えますが、創刊号より将棋欄があり、初代の連載担当は大山康晴十五世名人(36年間担当)、その後中原誠十六世名人にバトンタッチし21年間連載、昨年11月から渡辺王将に引き継いでいただきました。渡辺王将は、複数のタイトルを持ちお忙しいにもかかわらず、毎週締切りのあるコラムを引き受けてくれたことに、とても感銘を受けました。将棋界の宮本武蔵として、対局と普及の二刀流を目指して、タイトルを次々と取れるようになっていってほしいです。」
花束贈呈
第4局の開催地、青森県弘前市よりマスコットキャラクター「たか丸くん」が会場に駆けつけ花束が贈呈されました。
謝辞
渡辺王将
「今期の王将戦は、竜王位を失い正念場で迎えた七番勝負でした。王将戦ではおもしろい写真をとったり、第4局の青森県弘前市の対局の前には、「ねぷた」を担いだり楽しいこともたくさん経験させていただきましたが、対局は普段通り集中して臨めました。羽生善治三冠とはこれまで何回もタイトル戦を戦ってきていますが、これまでと違ったのは、居飛車党だった私が振り飛車を採用したことです。長いスパンで見ないとわかりませんが、一定の成果はあったと思っています。来年の王将戦まで力を蓄えて3連覇を目指して頑張っていきたいです。スポーツニッポン社様の紙面では去年に引き続き、今年も競馬欄を書かせてもらえるということで、当たるように頑張りたいです。」
乾杯
毎日新聞社 常田照雄専務取締役
祝賀パーティでは抽選会が行われ、盛会のうちに終了いたしました。