第5回将棋文化振興議員連盟総会

更新:2014年03月11日 11:10

第5回将棋文化振興議員連盟総会は、3月10日(月)、東京都千代田区の参議院議員会館で行われ、39名の参加者がありました。
 石井浩郎参議院議員の司会進行で、会長の山東昭子参議院議員から開会のご挨拶があり、続いて石井議員から新役員の選出として、空席となっている事務局長に石井浩郎参議院議員を、石井議員の後任となる事務局次長に関芳弘衆議院議員を推挙する提案があり、大きな拍手で信任されました。
 続いてのヒアリングでは、塩見みづ枝・文部科学省初等中等教育局教育課程課長より学校教育における将棋の扱いについて、舟橋徹・文化庁文化部芸術文化課長より文化庁における将棋に関連する取り組みについて説明がありました。
 谷川浩司・日本将棋連盟会長は、この1年間の活動について説明し、近年自治体の協力を得た将棋事業が盛んになっており、この1月には全国将棋サミットを開催したことを話しました。島朗・日本将棋連盟常務理事からは将棋の持つ世代間交流の力、負ける体験の貴重性、将棋を通じた東北の復興支援としてみちのく未来基金への支援などについて説明しました。裾野の広がりを見せているシニア世代から子供達に、今後も文化と教育の面から普及につとめていく旨を話しました。田中寅彦九段からは支部との連携を得た普及活動において、諸官庁とのスムーズな連携がとれるように努力を重ねていきたいと話しました。谷川治惠理事からは、障害者の方への将棋の普及について、様々な形で楽しんでいただいており、今後もいろいろな面での将棋を活用していきたいと話しました。
 その後の質疑応答では、議員間の将棋による交流や将棋の普及について活発な議論が行われました。
 最後に、原口一博幹事長より、将棋の持つ心理学的な要素が、今後多くの視点で注目されてくるでしょう。これからも将棋を盛り上げていきましょうと挨拶し、総会を終了しました。

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様01
総会の様子1

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様02
石井浩郎事務局長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様03
山東昭子会長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様04
塩見みづ枝・文部科学省初等中等教育局教育課程課長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様05
舟橋徹・文化庁文化部芸術文化課長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様06
谷川浩司会長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様07
島朗常務理事

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様08
田中寅彦九段

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様09
谷川治惠理事

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様10
質疑応答 坂本祐之輔衆議院議員

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様11
原口一博幹事長

将棋文化振興議員連盟第5回総会の模様12
総会の様子2

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連ニュース

一覧へ