第44期新人王表彰式の模様

更新:2013年12月06日 11:21

都成竜馬(となり・りゅうま)三段の新人王表彰式は、2013年12月3日(火)、東京都新宿区「日本青年館」で、囲碁の新人王表彰式とともに執り行われました。

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左:(囲碁)富士田明彦新人王、右:(将棋)都成竜馬新人王

式は、主催社のしんぶん赤旗・小木曽陽司編集局長、日本棋院・和田紀夫理事長、関西棋院・牛窪義高棋士会長、日本将棋連盟・谷川浩司会長より挨拶があり、各新人王へ賞状・優勝杯・賞金目録の授与がされ、関西奨励会の幹事を務めている山崎隆之八段より祝辞、都成新人王の謝辞へと進みました。
式終了後の祝賀会は、日本将棋連盟・青野照市専務理事の乾杯で始まり、盛会のうちに終了しました。

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挨拶:しんぶん赤旗・小木曽編集局長
「都成新人王の四段昇段が早く実現することを願っている」

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写真③=挨拶:日本将棋連盟・谷川会長
「会長に就任してまもなく1年。いろいろな棋戦の表彰式に出ているが、弟子を表彰することになるとは思わなかった。大きな舞台で1局でも多く経験することが糧になる。2局で終わらなくて良かった。3局指したことは大きな財産になる。また、どのようにすれば100%力を出せるか分かっただろうから、三段リーグに活かしてほしい」

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写真④=祝辞:山崎八段
「番勝負では都成三段の才能の一部が現れ、よく指していた。師匠譲りの空から飛んでくるような手を指す数少ない才能の持ち主で、人への気遣いもでき、欠点らしい欠点がない。しかしここで敢えて厳しい言葉を言わせていただくと、『心をかためる力』がないように思う。この新人王戦という大舞台で、ギリギリのところで戦うという大きな経験をきっかけに、変わっていってもらいたい」

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写真⑤=謝辞:都成新人王
「注目される舞台は非常に厳しかったが、楽しくもあり、番勝負では得るものがたくさんあった。新人王戦をきっかけに少しずつ成長できている部分もあるように感じるので、どう成長していくのか皆様に見ていただきたい。また大舞台でプロとして指している姿を見せられるよう、精進していきたい」

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