第35期女流王将表彰式の模様

更新:2013年12月13日 16:17

初タイトルを獲得した香川愛生女流王将の表彰式は12月10日(火)、東京都港区「明治記念館」で、関係者ら約120名が出席して執り行われました。

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式は、初めに協賛の霧島酒造株式会社・伊賀崎繁常務取締役が江夏順行代表取締役社長の挨拶を代読され、続いて主催の株式会社囲碁将棋チャンネル・岡本光正代表取締役社長、日本将棋連盟・谷川浩司会長の挨拶があり、賞状・賞金・賞杯・記念品・三段免状の授与、香川女流王将の謝辞へと進みました。
式終了後の祝賀会は、香川女流王将の師匠である中村修九段の乾杯で始まり、盛会のうちに終了しました。

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写真左:霧島酒造株式会社・伊賀崎常務取締役  写真右:株式会社囲碁将棋チャンネル・岡本代表取締役社長

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写真左:日本将棋連盟・谷川会長               写真右:女流王将獲得で女流三段に昇段

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写真:香川女流王将

「タイトル戦の舞台に上がることは夢であったし、そこに上がるまでは厳しいものという自覚があったのでタイトル挑戦は信じられなかった。休会して将棋と距離を置こうとした時期もあり、気持ちを変えようと関西へ移籍、そこで里見さんに会い、対局に向かう里見さんの姿勢を間近にして尊敬し、目標にした。その里見さんに挑戦することができたことを幸運に感じた」と話した。
また、番勝負を振り返って「1局目に勝ってホッとした。意気込んで臨んだ2局目は完敗。悔しい敗戦だった。3局目はあまりよく覚えていない。後悔しないようにと臨み、里見さんを超えようとするのではなく、胸を借りて自分の力を出し切ろうと思った」。
最後に、お世話になった関係者の皆様、ファンの皆様へ「棋力も人間的にも未熟だが女流王将として成長し、来年もこの場に立てるよう頑張りたい」と抱負を語った。

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写真:乾杯は霧島酒造様よりご提供いただいた『霧島』で

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写真左:香川女流王将からの「次の一手」問題       写真右:師匠の中村九段と

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写真:霧島酒造・都城市の皆様、お祝いに駆けつけた女流棋士と

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写真:来場者の皆様へ 霧島酒造様より焼酎「吉助」

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