女流棋士仮会員(女流3級)資格付与規程

更新:2013年10月02日 15:30

規程施行日 平成25年10月1日

1,アマチュア女性選手(連盟研修会員含む)が、アマチュアの出場枠がある次の女流
  棋戦で「本戦ベスト8」に進出した場合に、連盟等のプロ組織に対して書面により、
  仮会員の申請(資格所得日より2週間以内)を行うことで、申請書面提出先を所属として
  女流棋士仮会員(女流3級)の資格を得ることが出来る。
  ただし、次の条件を満たすものとする。
 (1)当該棋戦は現時点として、「マイナビ女子オープン」「リコー杯女流王座戦」
   「霧島酒造杯女流王将戦」「大山名人杯倉敷藤花」の4棋戦。
   ※なお、将来的にユニバーサル杯女流名人位戦ならびに女流王位戦、及び新棋戦
    に於いて主催者招待により出場枠ができた場合には、改めて規程を定める。
 (2)申請日に於ける満年齢が27歳未満であること。
 (3)申請者が未成年者の場合には、親権者または保護者の同意書を必要条件とする。
 (4)連盟所属の場合には、師匠を必要とする。
   ※師匠がいない場合には、上記申請期限の半年間猶予を与える。

2,上記第1項記載の資格を得て申請を行った者は、資格所得日付で仮会員となり、
  女流3級として上記第1項(1)記載の女流公式戦に出場することができる。

3,仮会員から女流棋士への昇級条件は、現行、連盟が定めるところの以下の規程に
  準ずるものとする。
 A.1年間で参加公式棋戦数と同数の勝星を得る。
 B.2年間で参加公式棋戦数の4分の3以上の勝星を得る。
 C.現行の「女流棋士昇段昇級規定」の女流1級に該当した場合。
  ※上記第1項(1)記載の当該棋戦において「ベスト4」に進出した場合は
   即時女流2級に昇級するものとし仮会員ではなくなる。
  ※ベスト4進出条件対局に敗れた場合には、出場出来る次の女流プロ棋戦から
   昇級条件を適応するものとする。

4,2年以内に上記第3項の昇級条件を満たせなかった場合は、仮会員の資格を
  取り消されるものとする。

5,仮会員資格を取り消された後、再び上記第1項の条件を満たした場合は、
  その上限を合計3回までとし、再度仮会員の申請をすることができる。

6,既に上記第1項の条件に該当する資格保有者は、その資格保有期間が過去5年
  以内の者に限り、本規程施行日より2週間以内に本人の申請があれば認めるもの
  とする。
  ※ただし、予選が行なわれなかった第31期女流王将戦での実績は除く

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