石井健太郎、三枚堂達也 新四段誕生のお知らせ
更新:2013年09月07日 21:00
本日(9/7)、東京・将棋会館で行われた第53回奨励会三段リーグ戦(2013年4月~2013年9月)で、三枚堂達也三段が三段リーグ入りしてから1期で四段昇段を決めました。現行の三段リーグ戦になってからの1期抜けは、第24回の松尾歩・現七段以来、約15年ぶりの快挙です。
既に昇段を決めていた石井健太郎三段と三枚堂三段の最終成績は、石井三段が15勝3敗、三枚堂三段が14勝4敗です。四段昇段日は2013年10月1日付です。次点は西田拓也三段で、13勝5敗でした。
石井健太郎(いしい・けんたろう) 棋士番号293
- 生年月日・出身
- 1992年4月13日生まれ (21歳) 千葉県千葉市出身
- 学校・学年
- 日本大学経済学部産業経営学科3年
- 師匠
- 所司和晴七段
- 奨励会入会
- 2004年9月29日
- 三段リーグ入り
- 2010年4月(第47回奨励会三段リーグから)
- 得意戦法
- 矢倉、四間飛車
- 将棋を始めたきっかけ
- 祖父に将棋盤を頂いて、興味を持ちました。
- 本人のコメント
- 「いまになってようやく実感がわいてきました。私の棋風はどちらかといえば受け将棋で、手厚い棋風を目指しているので、森内名人の棋譜を見て勉強しています。師匠には幼稚園のころから将棋教室で教わり、奨励会に入ってからも数十局は指してもらいました」
三枚堂達也(さんまいどう・たつや) 棋士番号294
- 生年月日・出身
- 1993年7月14日生まれ(20歳) 千葉県浦安市出身
- 学校・学年
- 都立白鴎高等学校卒業
- 師匠
- 内藤國雄九段
- 奨励会入会
- 2004年9月
- 三段リーグ入り
- 2013年4月(第53回奨励会三段リーグから)
- 得意戦法
- 角換わり
- 将棋を始めたきっかけ
- 祖父が師匠と知り合いで、師匠が自分に祖父を通じて勧めてくれた。
- 本人のコメント
- 「今回が三段リーグは初めてでしたが、指しにくい雰囲気は感じませんでした。師匠には『楽しくやりなさい』と言われ、奨励会の棋譜を送ってアドバイスをいただいています。最も意識している棋士は、先に四段になっている(佐々木)勇気君です」