第3期リコー杯女流王座戦、カロリーナ・ステチェンスカさん、女流棋士に2勝目

更新:2013年05月18日 18:04

第3期リコー杯女流王座戦(主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社)海外招待選手のカロリーナ・ステチェンスカさん(ポーランド)は、本日5月18日に東京都渋谷区「けんぽプラザ」で行われた同棋戦一次予選1回戦で鹿野圭生(かの・たまお)女流二段(LPSA所属)に勝ちました。外国籍のアマチュア女性選手が女流棋士に勝利したのは前期、自身が勝利した高群佐知子女流三段戦に続いて2回目になります。次の決勝では、山口恵梨子女流初段に敗れ、一次予選突破はなりませんでした。

K.ステチェンスカさんインタビュー

ステチェンスカさんのコメント(通訳は株式会社リコーの菊田裕司氏)
「昨年より強くなったと思っていたので、もっと勝ちたかった。大学を卒業してからプロ棋士になるのが大きな、大きな夢です。(将棋のどこがおもしろいですか、の問いに)ビューティフル! 将棋の文化も、駒の形も、戦い方も、すべて美しいです。来月行われるアマチュア竜王戦全国大会にも参加しますが、もっと強くなりたいと思います」 [大学3年生で、1991年6月17日生まれの21歳]
片上大輔六段のコメント
「将棋に対する熱意がすごい。将棋の知識がまだ少ないだけで、伸びる余地はまだまだあります」
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