第34期霧島酒造杯女流王将戦表彰式の模様

更新:2012年12月11日 18:36

2012年12月11日(火)、東京都港区「明治記念館」にて『第34期霧島酒造杯女流王将戦表彰式』が執り行われました。

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 一般の方々も参加され、約100名が出席された式は協賛の霧島酒造株式会社江夏順行代表取締役社長の挨拶から始まり、主催の株式会社囲碁将棋チャンネル岡本光正代表取締役社長、日本将棋連盟谷川治惠理事の挨拶があり、賞状・賞金・賞杯・記念品の授与、里見香奈女流王将の謝辞へと進みました。

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写真:江夏代表取締役社長
「霧島創業記念館『吉助』で行われた第1局を落としたものの、続く第2局、第3局と集中し、鮮やかに寄せきった。名実ともに日本一の出雲のイナズマとして、激しく変化する将棋界において最も活躍されている。女流王将戦は青少年に夢を与え、地元にも貢献することができ嬉しく思っている。」

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写真:岡本代表取締役社長
「11月10日から囲碁将棋チャンネルで対局の模様を放送させていただいた。女流王将戦は非常に好評なため3局放送出来、嬉しく思っている。来年も名勝負を展開していただきたい。」

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写真:谷川理事
「テレビ棋戦は反響が大きく、女流王将戦は中身が濃く精度が高かったとの嬉しいお声をいただいている。里見女流王将にはこれからも"好きな道なら楽しく歩いて"ますます活躍していただきたい。」

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写真左:表彰状授与
写真右:記念品(2升5合"益々繁盛"の『霧島』)贈呈

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写真:里見女流王将
「第1局開催地の都城はとても綺麗な場所でわくわくした。地元の皆様に温かく迎えていただき、リラックスして臨むことが出来た。思い切って居飛車で挑んだが、中村真梨花女流二段の鋭い攻めの勢いに押されて完敗だった。続く2局、3局と結果は幸いしたが、自分のなかで足りない部分が見えてきた。多くの皆様に支えていただき、感謝している。今年もあと少しだが、悔いが残らないように一日一日を過ごしていきたい。」

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写真上:記念品、賞杯 写真下:里見女流王将

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写真=関根女流六段
日本将棋連盟女流棋士会会長の関根紀代子女流六段の乾杯の発声で、霧島酒造様よりご提供いただいた『霧島』を、焼酎が日本酒とともに国酒とされたことを記念した酒杯により乾杯し、里見女流王将を囲んでの祝賀パーティーが始まりました。

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写真=記念の酒杯

祝賀パーティーでは、一般のファンの方々と駒桜会員の方々へ里見女流王将から「次の一手」問題が出されました。

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写真:「次の一手」問題図は第3局から。
候補手は(1)7四歩(2)7七角(3)7七桂
ヒント:相手の動きをとがめるには?

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正解は(2)でした。
祝賀パーティーでは、解説の後、正解者の中から抽選で10名の方に里見女流王将の直筆色紙が手渡されました。

表彰式、祝賀パーティーともに終始和やかに終了しました。出席された方々には霧島酒造様よりご提供いただきました焼酎と黒霧島茶が贈られました。

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写真=ご提供の焼酎「吉助」と、「黒霧島茶」

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